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Shopify通常プランとShopify Plus(ショッピファイプラス)の機能の違いを解説

世界175カ国で展開し、100万店舗以上のストア開設実績を誇るECプラットフォームとして注目されているShopifyですが、エンタープライズプランであるShopify Plus(ショッピファイプラス)をご存知でしょうか。

大量販売を行うマーチャントを対象としたShopify Plusは、
従来のShopifyの機能はそのままに、

・追加APIコール

・1分間に1万決済以上でも処理することができるインフラ環境

・多くの追加APP

といった機能を有しており、既存のShopify以上に汎用性が高くカスタマイズ可能なプラットフォームとなっています。

しかし、まだまだShopify Plusの構築事例は広く共有されておらず、実際に何ができるのか?本当に自社ECサイトにShopify Plusの導入は必要なのか?といったことが気になる方は多いのではないでしょうか?

今回はそんな方のために、ShopifyとShopify Plusの違いについて、詳細を比較しまとめました。
それぞれの機能の違いを比較することで、少しでも導入時の参考になれば幸いです。


目次:

1.おさらい:Shopifyに搭載されている機能
  └Shopifyはこんな方におすすめ

2.Shopify Plusの料金体系と機能
  └ShopifyとShopifyPlusの料金体系
  └Shopify Plusの追加機能
  └Shopify Plusはこんな方におすすめ

3.ShopifyPlusを利用した開発について


おさらい:Shopifyに搭載されている機能 


ShopifyとShopify Plusを理解するにあたり、
まずは、Shopifyに標準装備されている機能を簡単におさらいしていきましょう。
※これらの機能は、Shopify Plusでも利用可能です。

■マルチチャネルプラットフォーム
Shopifyは以下のチャネルとの連携に対応しています。
・オンラインストア
・Facebook(Messengerを含む)
・Instagram
・Amazon
・購入ボタン
・Pinterest
・Google Shopping
Shopifyアプリストアに追加された外部サービスを利用することで、その他の販売チャネルの開設も可能です。

■在庫管理
在庫追跡の設定、在庫の表示、在庫数の調整を行います。

■Shopify APPストアの利用
既存の機能に加えて、配送指定や、SEO対策、商品レビュー機能などの様々な拡張機能を追加ダウンロードできるストアです。

■越境ECのへの対応
多言語・他通貨設定に対応しており、越境ECサイト構築をスムーズにします。

■ストア分析
サイトの流入データと購買データをまとめて確認できます。

■100種類以上のテンプレートを用意
Shopifyは100種類以上のカスタマイズ可能なテンプレートを用意しています。

■Shopify POSを搭載
Shopify POSを利用して、オフラインでの商品販売ができます。

Shopifyはこんな方におすすめ

→本格的なECサイトを立ち上げたい中小規模のマーチャント

決済手数料が他のECカートと比べて低いと言ったメリットもあり、これからECサイトで本格的に商品販売をしたい中小規模のマーチャントにおすすめです。
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※Shopifyの解説と立ち上げ方法はこちら:ECサイト構築といえばShopify(ショッピファイ)機能やメリットを紹介

Shopify Plusの料金体系と機能

さて、Shopifyの基本的な機能を振り返った所で、Shopify Plus(ショッピファイプラス)の料金体系と追加機能を説明していきます。

ShopifyとShopifyPlusの料金体系

ShopifyとShopify Plusの機能と料金体系の比較は、以下の通りです。

ShopifyPlusの月額料金は2,000USDです。(月商$80万以上から売上の0.25%)
月額料金が上がる代わりに、クレジットカードの手数料が3.15%とその他プランと比較し安くなっています。

※Shopify Plusの契約は12ヶ月~となっています。


Shopify Plusの追加機能

Shopify Plusの追加機能とその他プランの機能を比較した表が以下となります。

前述の通り、Shopify Plusでは、通常のShopifyでは利用できない追加機能を搭載しています。

Shopify Plusに包括される主な追加機能まとめ


Shopify スタンダート/Shopify プレミアム /Shopify Plusで利用可能

・gift api(ギフト券の管理、操作)
・プロフェッショナルレポート機能

Shopify プレミアム /Shopify Plusで利用可能

・レポートビルダー
・外部サービスの自動送料計算機能

Shopify Plusでのみ利用可能
・チェックアウトページのカスタマイズ
・Shopify Scripts Editor
・Shopify Plusの専任サポート
・Launchpad(バナー変更や商品価格の変更予約など)
・専用APIの呼び出しとAPIの高速化(マルチパスでのシングルサインオンなど)
・Shopify Flow(アクションの自動化)
・追加で9サイト、合計10サイトまでShopify Plus仕様で運営が可能
・卸売ストア・B2Bストアの開設(Wholesale Channel)
・複数通貨への対応(Geo IPと四捨五入ルールの設定)
・登録ロケーション数20箇所まで対応
・Transporter(既存ストアのデータインポート)
・Googleタグマネージャーの利用


以下、Shopify Plusの追加機能を解説します。

■チェックアウトページのカスタマイズ

Shopify Plusでは、checkout.liquid 及び checkout.scss.liquidが編集できるようになります。
これにより、チェックアウトページのカスタマイズ機能がアンロックされます。
チェックアウトページのカスタマイズ機能で実行可能な作業は以下のとおりです。


画面のレイアウトカスタマイズ
└画像の追加や、入力フォームのバリエーション追加
配送先の国によって表示や処理を変更
└該当国への配送が禁止されている商品の場合、リストから除外する。
デフォルトで対応していない決済方式との結合
└後払い決済など
配送情報の追加
└日時指定や定期オプションの追加


checkout.liquid
https://help.shopify.com/en/themes/development/layouts/checkout

checkout.scss.liquid

https://help.shopify.com/en/themes/development/layouts/checkout/checkout-scss-liquid

■Shopify Scripts Editor

※Shopify Scripts Editorでは、割引やリワードに関する編集が可能です

商品を複数購入したら〇〇%OFF、過去に同一商品を注文した方のみ〇〇%OFFなどの複合条件付きのディスカウントを行うAPPです。

Script Editorを利用しスクリプトを作成すると、以下の3タイプのカスタムが可能となります。

<項目スクリプト>
・割合 (%) か固定 (ドル) によるディスカウント、あるいは両方の組み合わせ
・シンプルまたは複雑なロジックを使用したBOGO(Buy One Get One)ディスカウント
 ※1つ購入すると1つ無料、2つ購入すると10%オフ、4つ購入すると20%オフ
・金額ベースで値下げするための価格自動変更
  注文が一定額に達した際の段階的ディスカウント 
  プロモーション中のクーポンコードの不許可

     欧州の買い物客の付加価値税 (VAT) の計算

<配送スクリプト>
・配送方法の名前および価格の変更、非表示、または再注文
・VIPまたはサブスクリプションのお客様に対する送料無料

<決済スクリプト>
・決済サービスの変更、非表示、または再注文
・デフォルトの決済方法の自動選択

■Shopify Plusの優先サポート(専任担当者)

Shopify Plusを利用する場合、Shopify Plusでのストア構築のため、ローンチエンジニアからの優先的なサポートを受けることができます。また、事業戦略や管理に関するアドバイスを専任の担当者から受けることも可能です。

Launchpad(バナー変更や商品価格の変更予約など)

予約販売や商品公開のスケジュール設定をする管理画面。

期間限定販売や商品公開の時限設定が可能なAPPです。

販売キャンペーン、商品リリース、またはフラッシュセールを簡単に自動化およびスケジュール設定することができます。

■専用APIの呼び出しとAPIの高速化

Shopify Plusでは、APIの制限が解除され、通常の5倍の容量・速度となります。
また、以下のAPIの呼び出しが可能となります。

・Discounts
ディスカウントコードの割引ロジックを設定し、チェックアウト時に適用

・Gift cards
ギフトカードコードを作成・編集及び管理

・Product Recommendations
ストアの製品ページに商品レコメンドを表示させるなど

・Multipass/single sign-on and user
Multipass APIを利用し、別サイトとShopifyストア間でシングルサインオン連携
ユーザーは同一のメールアドレスを利用してシームレスにログインが可能

■Shopify Flow(タスクの自動化)

タスクの自動化ツール

購買行動に基づいたユーザーのタグ付け、在庫管理、国内外の注文の管理など、ストア内の様々なタスクを自動化するAPPです。

例えば、

・商品の在庫がなくなった場合の通知

・一定の金額を超える購入があった場合に、メールやSlackに通知するなどの自動化

・複数回の商品購入したユーザーにクーポンをテキスト配信する
などです。

複雑な設定やコードは要らず、管理画面でアクションを選択するだけなので、簡単に自動化の設定ができます。

■追加で9サイト、合計10サイトまでShopify Plus仕様で運営が可能


追加料金なしにShopify Plus仕様のストアを9つまで作成可能となります。例えば、
既存の国内ECサイトに加えて、

・国内向けBtoBの卸売ストア
・海外向けのShopify Plus仕様のストアとして立ち上げ
・既存サイトをBtoB向けの卸売ストアとして追加で作成

などの組み合わせが可能となります。

※上記は同一のブランドに限り利用可能となります。

■卸売ストア・B2Bストアの開設(Wholesale Channel)

Wholesale Channel管理画面

Shopifyの既存ストアに加えて、卸売ストア・BtoBストアなどのパスワードが掛かった会員制ECサイトを追加することが可能です。

例えば、BtoBサイトとして、ログインにパスワードを必須とし、パスワードを共有した卸売の事業者のみに特別価格で商品を販売するといったユースケースが想定されます。

■複数通貨への対応(GeoIPと四捨五入ルールの設定)

複数の国で商品を販売する際にGEOIPを利用すれば、グローバルIPアドレスから、ユーザーの座標や国名、都市名などを取得することが可能です。

また、商品販売の際、海外のユーザーが変換した価格を表示する前に四捨五入の設定ができます。四捨五入のルールを使用すると、新しい通貨で価格を表示する方法を管理できます(端数の設定)

■登録ロケーション数20箇所まで対応

複数倉庫拠点にある同一商品の出荷割り当てが可能となります。大量販売、実店舗や複数出荷倉庫を持っている企業の管理に有効です。

■Transporter(既存ストアのデータインポート)


既存ストアからのデータインポートアプリ

既存ストアから、顧客・製品・注文のレコードをShopifyストアにインポートするAPPです。旧データをShopifyに適したCSVに変換することができます。
また、進行状況がGUIで確認でき、エラーも特定できる機能を搭載しています。

■Googleタグマネージャーの利用

オンラインストア上で、Google AnalyticsやAdWords、その他の計測ツール等のタグを一元管理できるグーグルタグマネージャーを設定することが可能です。


Shopify Plusはこんな方におすすめ

→カスタマイズが必要な大規模開発、専用サーバーの利用、複数店舗展開を行いたいマーチャント


その他Shopify Plusの情報は、下記に記載されておりますので、チェックしてみて下さい。
https://www.shopify.com/plus

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