ECモールの年末商戦を勝ち抜くために今から出来ること

年間を通して各ECモールでは様々なセールなどのイベントが開催されますが、年末商戦はモールの中でも流通の山場となります。
流通の波に乗り遅れないように、これから出来る準備をご紹介します。

年末商戦の時期について

年末商戦はクリスマスや年末の時期に、売上アップに向けてセールや広告の実施、新商品の投入など、さまざまな販売戦略を行います。

年末商戦の時期は、ギフトの予約や「ブラックフライデー」「楽天スーパーセール」「超ペイペイ祭」 に向けたキャンペーンを含めると、11月後半からスタートし、年末にかけての期間となります。

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングの3大モールなども、テレビＣＭや提携しているポイント経済圏と連携した集客なども行うため、モールにやってくるユーザーも多くなり、高い流通の山場となり、出店ストアも売上が見込めます。

各モールの主なイベント

集客について

EC売上を作るために一番大切なのがストアへの集客です。モール側の宣伝で集まったユーザーを獲得するためには、ストア側でも集客対策が必要となり、ただ単にモールに出店しているだけでは売れません。

・検索結果
モールに訪れた方の大半がモール内の商品検索結果経由でストアにアクセスし、年末商戦期間中もその流れは変わりません。年末商戦だけでなく大型セールなどのイベント前に、販売実績を作り検索結果の上位を取りに行く動きが大切です。

・広告枠
年末商戦や大型セール期間中は、モール側でイベントページなども設置されます。イベントページ内に掲載できる広告枠（有料枠・無料枠）がありますので、広告の専門家に提案してもらい、検索経由以外のストアへの導線を強化しましょう。イベント期間中、広告の表示回数が増えるランキングページや検索結果に表示される広告枠もオススメです。広告枠には数に限りや、先着での販売など条件もありますので、事前に相談しておくことで、枠の販売開始日の情報など得ることが出来ます。

ストア内販促について

イベント期間中はモール側でもポイントアップやクーポンの配布が行われますが、ストア側でも設定をして施策を実施しましょう。

・ポイントアップ
ストア側でポイント変倍をすると、検索結果に目立って商品が表示されるモールが多く、商品を入口にした施策として実施しやすいです。
ストア内ページでもポイントアップしている事が伝わるように、バナー告知なども合わせて設置しましょう。

・クーポン発行
「2点以上購入で〇円オフ」
「〇〇円以上の購入で〇〇円オフ」
など、条件つきクーポンを活用することでアップセルとクロスセルを狙うことが出来ます。
管理画面で普段の平均客単価や注文点数の実績をもとに、クーポンの条件を決めましょう。

・メールマガジン・LINEでのお知らせ
メールマガジンを通じて特別なクーポンや割引情報を提供することで、ユーザーがイベントに参加する動機付けになります。イベント当日はもちろんですが、事前告知もすることで、ユーザーはイベント当日までに商品をカートに入れておくなどアクションを起こしてくれます。
メールマガジンの配信時間は、通勤時間の8時～9時・18時～19時や、お昼休憩時間の12時～13時がオススメです。

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