catch-img

CX調査結果を大公開!新たな診断サービスと併せて紹介します

ECXサイト編集部
ECXサイト編集部
トランスコスモスのECX本部が運営するサービスサイト「ECX」編集部です。コーディング、WEBデザイン、SEM、UI改善などの実務経験豊富なメンバーで執筆・運営・管理をしております。

CX(顧客体験)とは、顧客が企業やブランドとの接点で得る全体的な体験のこと。これには商品購入前の情報収集、購入時のサービス、アフターサポートなどが含まれます。つまりCXは顧客の感情や印象に大きく影響し、顧客満足度やロイヤルティに直結すると言えます。優れたCXは競争優位性を生み出し、ブランドの価値を高める要因になり、果ては企業の持続可能な成長を支える基盤となり得るのです。
今回は、当社が実施したCX調査の結果を大公開!そして、CXの改善に応える新たな診断サービスについて紹介します。


CX調査によって消費者の期待と企業の課題を抽出

米国で行われている見本市場向け調査を基にした「Japan Customer Rage Study 2025」。消費者が体験する「痛点(ペインポイント)=問題・不満・ニーズ」を明らかにし、企業が顧客満足度やロイヤリティを向上させるための課題特定を目的とした調査です。
その結果、消費者が持つ期待値とCX向上への課題が浮き彫りとなりました。

【Japan Customer Rage Study 2025】
米国で1970年代半ばから今日に至るまで40年以上も定点観測されている「National Rage Study」の手法を用いて、消費者・顧客の心理と行動の実態を明らかにする日本版調査。2022年から開始され、今回で2回目の実施となります。
2024年11月にWEBアンケート形式で実施、20,000件配信から5,156件の回答を基に算出。

4人に1人「ネガティブなクチコミやレビュー、SNSに不安」

消費者が商品・サービスを購入する前の「認知・比較検討」段階で多くのMOT(技術を戦略的に管理して経営力とする手法)が発生していることが明らかに。その中で4人に1人が「ネガティブなクチコミやレビュー、SNSに不安を感じる」と回答。 企業からの発信ではなく、消費者同士の情報流通に購入を決めるためのカギが潜むことが伺えます。

45%「痛点を解決すること自体が面倒」

商品・サービス購入時に何らかの問題が発生した際、その解決に向け何らかの行動を取った消費者の割合は、半分以下の約45%に留まりました。
その中で約45%の回答が「面倒だった」で最多。さらに29%が「解決できないと思った」と回答しました。
消費者にとって企業やタッチポイントへの期待値が低く、消極的な心理や姿勢であることが伺えます。

33%「企業サイト外で問題解決を試みる」

商品・サービス購入時に何らかの問題が発生した際、消費者が実際に利用したタッチポイントを調査。結果は「企業サイト外である一般のまとめサイト・ブログ記事・SNS投稿を参考」が最多の33%に。
企業側の電話・メール・チャットなどのコミュニケーションツールでは、問題解決には不十分であることが伺えます。

これらの調査結果から、消費者は「信頼性の不足」「サポートの不十分さ」を企業に感じている事が浮き彫りになりました。
「Japan Customer Rage Study 2025」を実施した結果、
・消費者が求める「迅速な解決・分かりやすさ・安心感」を提供するタッチポイントの設計が必要
・自己解決を支援するため、FAQやSNSモニタリングの強化が必要
・顧客対応の柔軟性を高めるため、担当者への権限委譲やプロセスの最適化が重要

少なくとも企業には、上記の対応が急務であると考えられるでしょう。

CXの急所を可視化!新たな診断サービスのご紹介

CX(顧客体験)を低下させる要因を見定め、さらに解決・向上させるための施策を立案。トランスコスモスは、企業が自社のコミュニケーション体験を評価する診断サービス「trans-CX Survey(COMX診断)」を本格的に提供開始します。このサービスでは、COMXの評価基準に基づいて、自社の状況を分析するだけでなく競合他社とも比較。自社の強みと弱みを明らかにし、顧客のロイヤルティを高めるための具体的な改善策を提案します。

COMX(COMmunication - eXperience)とは
CXを改善するためには、CXを定量的に測定し自社の現状を把握する必要がありますが、実務担当者は指標の選定や測定方法に悩むことが多く、特にCSAT(総合満足度)は評価範囲が広く収益との相関が高い一方で、バイアスがかかり具体的な課題特定が難しくなることがあります。
そこでトランスコスモスでは、推し進めてきたCXに関する独自の研究を基に、コミュニケーション体験を評価するフレームワーク「COMX(コムクス)」を開発しました。このフレームワークにより、顧客とのさまざまな接点でのオペレーション改善やデジタル化を推進。より良い顧客体験を実現し、ビジネスを次のレベルへ引き上げるための新サービスです。

「trans-CX Survey(COMX診断)」の3つの特徴

「trans-CX Survey」は、COMXのフレームワークを活用し、Webアンケートモニターを使って主要CX指標を測定し、個別評価項目レベルで自社と競合を比較分析することで、最優先に克服すべき課題と、競合との差別化につながる強みを可視化し、具体的な改善策を立案するための基礎資料をレポーティングするサービスです。

1.収益向上や差別化につながるCX指標の測定
自社の主要CX指標を定量的に測定することで、自社のスコアだけでなく、業界平均や競合のスコアと比較します。
それによって、自社の業界における位置づけ、および収益向上や差別化要因となる強み・弱みを可視化します。
2.DXにつながるコミュニケーション体験の急所を特定
購入前および購入後のカスタマージャーニーに沿って、「顧客が企業との接点で印象を形成する重要なタイミング」を捉えた評価項目体系を用いた診断を行います。
それによって、DX推進やAI活用の急所を特定します。
※「真実の瞬間」とは、を指します
3.スピーディーな診断とベストプラクティスの提供
自社データの準備や調査設計に時間や手間をかけず、速やかな診断結果と改善策立案に向けたインサイトを報告します。
さらにオプションサービスにて、具体的な改善策を立案するためのデスクリサーチを実施します。

・導入手順とアウトプットイメージ
STEP1:調査目的・調査方法・事前仮説の確認
STEP2:調査対象(ベンチマーク対象となる業界・企業)と、標本構成・割付の設計
STEP3:調査仕様の確定と、見積り・発注
STEP4:設問文・選択肢のチューニング
STEP5:調査実施、集計・分析
STEP6:診断結果を踏まえたベストプラクティスのデスクリサーチ(オプションサービス)
STEP7:レポート作成、報告会、今後に向けた提案


長年に渡り蓄積したデータを基に開発した「COMX」

トランスコスモスは、アジア最大規模のWeb・アプリ開発事業とコンタクトセンター運営事業において、CXの改善実績を蓄積しています。また、2016年より実施している「消費者と企業のコミュニケーション実態調査(コミュ調)」を通じて、CXに関する独自の研究を行ってきました。それらのノウハウを、COMXの評価フレームワークに反映させています。
適切な指標の測定・競合比較・他社の成功事例を吸収し、AIやVOCを活用した施策を通じて、コミュニケーション体験を評価する「COMX(コムクス)」。この高精度なCX診断を実施できるフレームワークの開発に至れたのは、長年に渡りワンストップサービスを提供し続けてきたトランスコスモスだからこそ。このノウハウをぜひ活用し、あなたのビジネスを成功に導くお手伝いをさせてください。
トランスコスモスのECソリューションEC-Xのロゴ

お問い合わせ・ご相談はお気軽に

右のフォームからお問い合わせいただけます。 小さなことでもお気軽にご相談ください。
お電話・メール等で担当営業よりご連絡差し上げます。
  • サービスに関するお問い合わせ
  • 料金プランのご相談
  • その他お問い合わせ
下記フォームにご記入下さい。(1分)
例:山田 太郎
会社でお使いのメールアドレスをご記入ください。
所属されている企業ドメイン以外のフリーメールアドレスでのお問合せはご遠慮願います。
ECソリューションをお届けするサービスサイト

トランスコスモス株式会社
CX事業統括
ECX本部

〒150-0011
東京都渋谷区東1-2-20
渋谷ファーストタワー
050-1751-7700(代表)

経済産業省が定める「DX認定事業者」
トランスコスモスは経済産業省が定める「DX認定事業者」
トランスプラス
トランスコスモスの全社的な情報を発信するオウンドメディア
cotra
コンタクト/コールセンターに携わる方への情報サイト
法人向けメタバース情報メディア
「メタバース情報局 by transcosmos」
トランスコスモス株式会社
企業サイト(コーポレートHP)
Global Digital Transformation Partner.
お客様企業のデジタル・トランスフォーメーション・パートナー。
shopify構築・制作・運用