Shopifyギフト機能を活用してユーザーロイヤリティを高める
今回は、Shopifyのギフト機能を紹介します。
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経済産業省によると、国内のEC市場は過去8年増加傾向にあり、自社のEC化を取り組む企業はこれからも増えて行くと考えられています。
事実、新規ユーザーの獲得は売上に直結する重要なファクターです。
しかし今後市場に競合が増え、企業のEC化がより進んでいくことで、新規ユーザーの獲得の難易度は上がっていくでしょう。
その中で新規ユーザーの獲得だけでなく、既存ユーザーのロイヤリティを高め、一人あたりの購買単価を上げることはマーケターの使命といっても過言ではありません。
今回は、そんなユーザーのロイヤリティを高める施策の一つとして、Shopifyで実施できるギフトカードの設定方法を解説していきます。
ギフトカード機能を利用してできることは
・特典としてプレゼント
・リアル店舗との連携(スタンダードプラン~)
・顧客への接触頻度の増加
などがあり、いずれもユーザーとの関係値を構築することを目的としています。
早速使い方を解説していきましょう。
Shopifyのギフトカードは主に
・ユーザーへ直接コードを発行
・商品として販売
の2とおりがあります。
<ギフトカードのコード発行>
管理者からユーザーに直接贈るギフトカードの作成は以下のとおりです。
商品管理→ギフトカードより
「ギフトカードを発行する」をクリックします。
発行する金額とギフトカードを渡すお客様を任意で選択し、「ギフトカードを発行する」ボタンを押します。
選択した場合は、お客様にギフトカード発行通知がメールで送られます。
ギフトカードが発行されました。
決済画面で、付与されたコードを入力すれば、ギフトカードに表示された金額分の買い物が可能です。
実際に届くメールの内容は以下の通りです。
今回は、特定のユーザーを選択して送付しましたが、表示されるクーポンコードをチェックアウト画面で直接入力すれば、利用可能です。
※クーポンコードの欄にコードを直接入力すればOK
<商品として販売>
サイト内の商品として販売する方法は以下のとおりです。
商品管理ページより「商品を追加」を選択
必要な項目を記入した後、保存をおしてください。
ギフトカードが完成しました。
作成されたギフトカードは商品管理で他の商品と同様に確認することが可能です。
購入したギフトカードは、サイト上で利用するのはもちろん、実店舗と連動(スタンダードプラン以上が対象)してリアルで使うことも可能です。
<ギフトカードを無効にしたい場合>
一度発行したギフトカードを無効にしたい場合は、サイドメニューの「ギフトカード」から、該当のカードを選び「Disable gift card」のボタンを押して下さい。
以上がギフトカードの導入方法となります。
ギフトカードは多様な用途があります。
商品購入のお礼としてプレゼントすることはもちろん
クレーム等に対する謝罪の気持ちとして付与することで、ユーザーの離脱を抑えることができるかもしれません。
ユーザーのロイヤリティを高める手段の一つとして、
ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。