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「スピードロジ」サービス運用について②~外部委託でフルフィルメントを効率化~


目次[非表示]

  1. 1.実際のスピードロジでの運用について
  2. 2.スピードロジが使用される場面
  3. 3.図解の見方解説・意味
  4. 4.場面1 注文データを倉庫と連携し、倉庫から自動で出荷する場合の流れ
  5. 5.場面2 注文データを倉庫と連携し、倉庫から自動で出荷する場合の流れ
  6. 6.【追加】サプライヤー登録方法
  7. 7.倉庫保管在庫の状況の報告

■記事シリーズ

シンプルなEC通販運用(Shopifyフルフィルメントサービス)①

シンプルなEC通販運用(Shopifyフルフィルメントサービス)②

シンプルなEC通販運用(Shopifyフルフィルメントサービス)③

シンプルなEC通販運用(Shopifyフルフィルメントサービス)④


実際のスピードロジでの運用について

 『「スピードロジ」サービス運用について① ~外部委託でフルフィルメントを効率化~』と『Shopify(ショッピファイ)でのシンプルな EC 通販運用 Shopify(ショッピファイ) 専用物流倉庫 スピードロジに委託してフルフィルメントを効率化する前に~』①~④ではEC通販で行うことや、その中でもShopify(ショッピファイ)専用物流倉庫スピードロジに何が委託できるのかを紹介してきました。

 この回ではスピードロジでの運用に関して細かく説明していきたいと思います。


スピードロジが使用される場面

Shopify(ショッピファイ)とスピードロジは自動連携される仕組みになっているので、最小限の操作で貴社のフルフィルメントサービスをサポートします。

Shopify(ショッピファイ)をスピードロジに連携させる場合、主に使用する場面は下記の2つの場面になります。

場面1

注文データを倉庫と連携し、倉庫から自動で出荷する場合

【操作の仕方】Shopify(ショッピファイ)管理画面>注文管理・商品管理

在庫が入っていて発送可能な商品は以下のような手順で出荷の様子がShopify(ショッピファイ)の管理画面からたどれます。

・決済が「支払い済」でかつフルフィルメントが「未発送」になっている商品を営業日の毎朝8時に倉庫へデータ連携。

・倉庫より梱包済みのダンボールを配送会社に渡し、出荷完了となった注文データをShopify(ショッピファイ)にも連携。出荷された注文に配送会社のお問い合わせ番号を明記し、フルフィルメントを発送済みに更新。

場面2

倉庫へ商品を入荷する場合

【操作の仕方】Shopify(ショッピファイ)管理画面>商品管理>仕入れ

・商品を倉庫へ入荷するさいに、倉庫へお預けいただく商材の到着予定数量・日付を貴社にて登録してください。

・貴社が登録した内容をもとに倉庫内で入荷準備を行います。

・貴社商材が倉庫に到着後、倉庫入荷作業(外装ラベル確認⇒数量確認⇒保管)を行います。入荷作業終了後にShopifyの管理画面の仕入れの場所にも「承諾する」と表示が変更になり、貴社からみて倉庫に入庫されたことが分かります。


図解の見方解説・意味

以下でShopify(ショッピファイ)の実際の管理画面の操作方法を記載しております。

その際、以下3つの青、緑、赤で説明しており、それぞれの意味を解説しています。

スピードロジ対応 サービス項目

スピードロジにて対応するサービス項目になります。
貴社での対応は不要な項目です。

当日は特段の対応が不要、 Shopify標準機能項目

確認した当日対応はご不要な項目、もしくはShopify標準機能になります。
貴社での対応は不要な項目です

スピードロジ非対応 貴社での要対応項目

スピードロジでは非対応の項目になります。
貴社での対応が必要な項目です。


場面1 注文データを倉庫と連携し、倉庫から自動で出荷する場合の流れ

倉庫出荷の状況 注文管理画面 日次

倉庫の出荷状況に関して注文管理画面で以下のように反映されます。営業日は毎日更新されます。

①営業日8時を超えた注文は翌営業日に出荷されます。

②支払い済みでかつ当日8時までの注文は「SL作業中」というタグが表示されます。倉庫にて現在出荷作業を行っている注文です。

③「発送済み」と表示されている商品は倉庫から出荷済みの商品です。宅配業者のお問い合わせ番号も登録されています。

④「要対応:不備理由」と表示されている商品は、お客様による対応が必要です。住所不備、在庫不足により倉庫で作業対応不可能な状態です。住所不備の場合はお客様にメールまたは電話をし、住所の確認を行っていただく必要があります。在庫不足の場合は仕入れ登録を行い、倉庫に商品を仕入れてください。

⑤倉庫では支払い済みとなっている商品以外は自動連携しません。ご了承ください。


貴社「要対応」タグ確認 日次

貴社が注文に対して対応しなくてはいけない場合のタグの確認の説明になります。

注文管理場面において「詳細な絞り込み」をクリックしていただき、タグ付け済みという項目で「住所不備」、「在庫不足」のタグを検索してください。上記の2つ以外に新たにタグができた場合はヘルプセンター(https:/speedlogi.zandesk.co,/hc/ja)にて情報が更新されます。


場面2 注文データを倉庫と連携し、倉庫から自動で出荷する場合の流れ


倉庫入荷登録方法 商品管理>仕入 随時

倉庫へ入荷を登録する際の登録の仕方を説明します。これは仕入れする際に随時事前に行ってください。

まず商品管理画面から仕入れを選択し、画面を開きます。

①配送元を選択します。配送先は貴社で登録する必要があります。登録の仕方は次に紹介しております。

②配送先を 選択します。スピードロジ北柏倉庫を選択してください。

③商品を追加します。すでに登録してあり、今回仕入れを行う商品を選択します。

④「商品」という欄に③で選択した商品名が出てくるので、仕入れ数量を登録してください。

⑤「荷物の詳細」という欄の「到着予定日」に弊社倉庫への到着日を記入してください。

⑥最後に右上にある保存を押して登録完了です。


【追加】サプライヤー登録方法


配送元の追加の仕方

配送元の部分の「配送元を新規に登録する」というボタンをクリックすると、サプライヤーを作成するという画面が出てくる。そこで必要事項を記入し、保存をクリックすることで希望の配送元が登録されます。


場面2 注文データを倉庫と連携し、倉庫から自動で出荷する場合の流れ

倉庫入荷の状況確認 商品管理>仕入 随時

倉庫の入荷状況の確認の仕方を説明します。商品管理の中にある仕入れ画面で確認ができます。

画面の見方の説明です。

・仕入れという項目にはShopify(ショッピファイ)で自動で採番される仕入れ番号が表示されます。

・状況という項目に現在のステータスが登録されており、ここを確認することで仕入れ状況が分かります。

・受領済みという項目では仕入れ予定数量のうちどれくらいが受領されたかがわかります。緑は正常に受領されたことを示します。

①状況の項目で「保留」と表記されているものは倉庫が荷受け前であることが示されています。

②状況の項目で「一部受領済み」と表記されているものは、荷受けは始まっているが、まだ未入荷のものがあることが示されています。

③受領済みの項目で赤くなっている部分は受け入れ拒否があったことを示します。到着時に破損、腐食していてお客様に商品として出荷できない場合に表示されます。


Shopify在庫の状況 商品管理 > 仕入 日次


Shopify(ショッピファイ)の在庫状況の確認の仕方を説明します。 

商品管理のすべての商品から、在庫履歴という画面でShopify(ショッピファイ)上での在庫の変動を確認できます。

①返金処理により在庫が加算された場合、スピードロジでは自動連携されない作業になるので貴社で在庫を加算する作業を行ってください。(返品・返金に関して次の項目で詳しく説明します。)

②仕入れ登録された商品が在庫に入った場合は「仕入れを受け取りました」と表示され、スピードロジが自動で在庫を加えます。

③手動で追加済みとなっている部分は貴社で在庫調整された場合の履歴になります。スピードロジでは自動連携されません。

④注文を作成しましたと表示される場合、Shopify(ショッピファイ)の標準機能でストアで販売された分だけ自動で在庫が減算されます。


倉庫保管在庫の状況の報告


倉庫保管在庫の状況 CSVレポート 月次

CSVデータを毎月1回メールにてご連絡

出荷可能なA品、持ち戻り品や出荷作業時に検知したダメージ品のB品など、倉庫システムで個別に管理しているステータス別在庫数のCSVデータを毎月1回メールにてご連絡します。


■記事シリーズ

シンプルなEC通販運用(Shopifyフルフィルメントサービス)①

シンプルなEC通販運用(Shopifyフルフィルメントサービス)②

シンプルなEC通販運用(Shopifyフルフィルメントサービス)③

シンプルなEC通販運用(Shopifyフルフィルメントサービス)④



Shopify専用物流倉庫サービス事務局
Shopify専用物流倉庫サービス事務局
トランスコスモスが運営するShopify専用物流倉庫サービスの運用を行っているチームです。 化粧品製造業許可を取得している現場での丁寧な運用やISO27001を取得した個人情報の管理をしっかりと 行っている倉庫でサービスを展開しています。 また、本サービスの利用で作業・運用工数の約86%を削減し、多くのお客様に喜ばれています(*月間出荷数2,000件の場合、当社調べ) 運用メンバーにはBtoBを主な生業とする問屋流通経験者や誰にどのシリアル機器を出荷したのか把握する 個品管理物流の立ち上げ・運営を担ってきたメンバーやコンサルタントとして立ち上げ3か月で黒字化へ 導いた経験があるものもおり、EC通販全般に対する経験・知識を有しています。 倉庫・物流に対する知識だけではなく、広い見識から貴社のECサービス運用をサポートします。

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