【解説】APIドキュメント(テンプレート)
本日は、普段開発時に使っているAPIドキュメントテンプレートを共有します(今後様々なドキュメントテンプレートを共有していく予定です)。
サービス開発の際にドキュメントはないがしろにしがちですが、大切なプロセスなので面倒でもきちんと書き起こしましょう。特にチームで開発する場合、ドキュメントが中心となりチーム全員の理解が統率されていきます。仕様変更時は、ドキュメントも随時更新して常に正しいものにしていく運用も大切です。設計時に書き起こした仕様書が全く(よくも悪くも進化した)システムと合っていなくて意味がない・・・、なんていうシーンはあるあるですね・・ ・
APIドキュメントに関しては、他の人に利用されるものなのでレベルの高いドキュメントが必要とされます。レベルが高いといっても複雑なものではなく、むしろ、できるだけ短く簡素かつわかりやすく書く必要があります。
(API名を記載)
APIの説明文を記載。APIの利用シーンと目的を記載すると、使う人にもわかりやすい。
URL(APIの相対パス)
メソッド
GET | POST | DELETE | PUT のいずれかを記載。
URLパラメーター
リクエスト時に使えるパラメーターを記載。
必須パラメーター
必須となるパラメターを記載。 パラメーターは
- パスで渡すもの
- クエリーで渡すもの
- クッキーで渡すもの
があります。明記してAPI利用者にわかりやすくしましょう。
オプションパラメーター
必須パラメーターと基本同じフォーマットで記載。
データ
POST時に渡すデータを記載。データのタイプとしては
- application/json
- application/xml
- application/x-www-form-urlencoded
- text/plain
- multipart/form-data
があります。入力値エラーがおきないように各値のタイプや制限を明記しましょう。
正常レスポンス
コード200
エラーレスポンス
エラーレスポンスの一覧を記載。エラーコード一覧はこちらを参照:
https://docs.microsoft.com/en-us/rest/api/storageservices/common-rest-api-error-codes
サンプルコード
サンプルコードを記載。cURLを使ってAPIを使う方法はこちらを参照:https://docs.oracle.com/cloud/latest/marketingcs_gs/OMCAB/Developers/GettingStarted/API%20requests/curl-requests.htm
備考
備考を記載 。