【#ShopifyMeetup セミナーレポート】「LINE活用×越境EC」をテーマに東京・横浜で開催
2019年9月17・18日の二日間、Shopify Meetupを開催いたしました。
今回は、9月17日にWeWorkみなとみらい、9月18日にWeWork Icebarg(原宿)で初の2日間連続開催。
且つ、横浜とロサンゼルスに拠点を置くShopifyエキスパートであるGO RIDE様との共同開催という、弊社にとっても初の試み。
テーマは「越境EC」と「LINE活用」。ゲストセッションでは、D2CブランドYOUTOKYOを運営する株式会社フロアスタンダード様にご登壇頂きました。
当日の様子をレポートいたします。
越境ECと米国マーケティング5つの最新トレンド
ロサンゼルスと横浜の2拠点で越境ECをサポートするGO RIDE様からは米国でのマーケティングにおける最新トレンド5つをご説明頂きました。
GO RIDE様からは代表の平島様だけでなく、なんとLAの現地でマーケティングを担当されているAnna様までご登壇頂き、実際にUSマーケットでのお話を交えながらご説明頂きました。
笑顔が素敵なGORIDEのAnnaさん。海外マーケティングのお話が直接聞ける機会は貴重
米国での5つのマーケティングトレンド
1.O2O
2.Eメールオートメーション
3.IRL (In Real Life)
4.GIPHY
5.AR
質疑応答でも質問が及びましたが、2つ目のトレンド「Eメールマーケティング」については、ユーザーに対してまだまだ有効なアプローチ手段。
ただし、単純に全配信をするマーケティングではなく、セグメンテーションやオートメーション化など、その運用を通して初めてパフォーマンスが向上します。
Shopifyでは様々なアプリケーションが存在しますが、特にプレゼンテーションの中でも紹介されたEメールマーケティング向けShopifyアプリ「Klaviyo」は、他のマーチャント様含め非常によく活用されているようです。
Shopify エキスパートのGO RIDE様ならではのこうしたTipsも会場の皆様にとって非常に貴重な情報だったでしょう。
すぐに出来るBuyボタン設定。Shopify×LINE連携
続いてトランスコスモス技術研究所から高田が登壇。
テーマは「LINE×Shopifyアプリの活用+LINEチャットコマース新サービス」。
弊社高田は、かつてメガネEC店舗の店長をするなど、EC歴10年強の経験者
LINEと連携したBuy Buttonの設定については、まだまだマーチャントの皆様にとっても馴染みが無いようで、会場のオーディエンスも興味深く話を聞いている様子が印象的でした。比較的簡単に設定ですので、弊社もおすすめしています。
そして、9/14にリリース後、各種メディアでも取り上げられお問い合わせも殺到している弊社オリジナルサービス“Kisuke”についてもご説明。
後の懇親会でも多くの方からご質問いただきましたが、Kisukeは今後Shopifyアプリ化も検討しておりますので、ぜひご興味のある方はこちらからご覧ください。
LINEとShopifyの連携を実現する“Kisuke“
急成長するD2Cブランドに見る顧客との「共創」
そしてメインセッションは株式会社フロアスタンダードの三浦様による「D2Cで商品開発からLINEを使った顧客の作り方」。
ウェブマーケティング業界歴が長く、EC経験も豊富な三浦様
YOU TOKYOは、代表の高松様の悩みから生まれたD2Cヘアケアブランド。
「天然パーマは長所です」というメッセージを掲げ、Shopifyを活用したブランドストア、良質なコンテンツを提供するウェブマガジンを運営。
そして、各種SNSやLINEを駆使して、顧客との積極的なコミュニケーションを行っています。
「髪への栄養素」と「使い心地」にこだわるYOUTOKYO
今回のテーマである「LINE」について、活用することで以下4点を実現できると三浦様は説明します。
①顧客の声を拾えます
②顧客からの信頼を得られます
③顧客へのクロージングができます
④売上を伸ばすことができます
LINEの活用を通して、カスタマーサポートを行うのは勿論、直接コミュニケーションをとることで、信頼のおけるレビューや口コミを獲得。
LINEチャネルでのコミュニケーションを通して、お客様がブランドを「自分事化」し、売り上げにも繋げることが出来ると三浦様。
ヘアオイルの開発においては、インスタライブやLINEでアンケートを取るなど、積極的にユーザーを巻き込んだ商品開発を行っているとのことで、会場の皆さまもその具体的な取り組みについて非常に興味を持たれていたのが印象的でした。
そして、ソーシャルメディアはもはや単なる「交流」の場という位置づけを超え、人々の購買行動にも影響を与える場であり、海外では当たり前である「ソーシャルコマース」という文化についてお話いただき、セッションを締めくくりました。