セミナー概要
製薬・H&BC業界を取り巻く環境は激しく変化している。
これに伴いMRの担うべき役割や機能、求められる期待像も変化し多様化している。DXの加速化を背景に、製薬業界においてはMR活動を中心とする従来型のチャネル戦略を見直す必要性が求められてきたが、COVID-19の流行を契機にその流れが加速。感染リスク低減のため、医療機関への訪問や医療従事者向けの講演会・セミナーの開催を原則自粛するなどの対応や医療機関側の訪問規制強化などにより、MRと医療従事者の対面接点は大幅に減少。
しかしながら、MRのコア業務は『医薬品情報の提供』と『医薬品情報の収集』であり、活動を通して、治療プロトコル全体を捉えた経済性や市場浸透方法をグランドデザインしていかなければなりません。
一方、MRの業務のなかでも、特にノンコア業務は負荷が高いというMR特有の普遍的事情が指摘されている。市場環境の変化が激しい製薬業界において、従来のノンコア業務をすべてMRが担うという体制はコストと時間がかかり非効率でありMRのパフォーマンス低下にもなりかねません。
COVID-19流行を契機に明確となったMRのコア業務とノンコア業務、『製薬企業 第3極の販路圏 DXプリホールセラー企業はなぜ誕生した?』第2弾は「MRのノンコア業務アウトソース」をテーマにロート製薬株式会社再生医療事業開発部 部長 兼 メディカル事業開発部 部長西巻賢一様をお迎えし、トランスコスモス 本多、鳥山との鼎談スタイルで語り合っていただきます。