【SEO Manager】SEO対策で人気のShopifyアプリ
EコマースプラットフォームShopify(ショッピファイ)の魅力と言えば、
その「デザイン性」もさることながら、「拡張性」の高さがあげられます。
実際に、Shopifyアプリストアでは様々な目的別での数多くのアプリケーションが
用意されています。
カテゴリーごとに整理されたShopifyアプリストア 。弊社開発アプリもファーストビューに!
運営者の目的に合わせて自由にカスタマイズが出来るため、世界中の多くのEC事業者からShopifyは支持されているともいえるでしょう。
そこで、Shopifyをカスタマイズする上で
「これは役に立つ!」とお勧めできるアプリをご紹介いたします。
今回のテーマは、
ECサイトの集客において非常に重要な「SEO(検索エンジン最適化)」
Shopifyのプラットフォームは、セットアップ時に既にSEO機能が組み込まれています。まずは、こちらをきちんと設定することをお勧めします。
shopifyのデフォルト管理画面でも、SEOに関する機能が搭載されています
とはいえ、それだけで課題が解決しない方も多いと思います。
そんな時は、Shopifyアプリに関しても、SEOに特化したものを多く揃えているので、そちらも導入してみたいところです。
弊社でも、Shopify Meetupを通して多くのマーチャント様にアンケートを取らせて頂いていますが、「SEOが課題」という声を多数いただきます。
そこで今回は、Shopifyアプリの中でも、非常に人気のある「SEO Manager」をご紹介します。
Shopifyアプリ「SEO Manager」とは
Shopify app storeで「SEO」と検索すると、300以上のアプリがヒットすることから、SEO関連のアプリは非常に人気が高いことが伺えます。
その中でも、非常の多くの方にインストールされ、レビューでも高評価を得ているのが"SEO Manager(SEOマネージャー)"です。
※日本のアプリではないので、英語表記なのはちょっと我慢してください(笑)
価格は月額20$ですが、7日間のフリートライアルもあるので、気になる方はぜひインストールしてみて、触ってみるとよいでしょう。
SEO Managerで出来ることは多岐に及ぶのですが、
一言で言うと「SEOのチューニングに関わる要素を一通り網羅している」ということに尽きるでしょう。
例えば以下。
対策すべきキーワード選定のサポート
title・meta description最適化
404ページの発見、リンクエラーなど修正すべきエラー項目の抽出
構造化データマークアップ
ページスピード最適化、モバイルフレンドリーチェック
要は、トラフィックを獲得するためのキーワード選定、HTMLマークアップ、エラー要素を抽出して改善サポート、ますます重要度の高まるモバイル対応や構造化データマークアップまで、全方位的にポイントを抑えています。
「詳しいことはわからないけど、基本的なSEO対策を行いたい」
というようなニーズには「これ一つあれば十分!」と言えるアプリです。
具体的にどんな機能があるの?
もっとSEO Managerのことが知りたい!という方のために解説します。
まず、アプリの導入ですが、ステップは非常に簡単です。
ほぼ、theme.liquidファイル内に、タグを1行差し込むだけという手軽さ。
導入のサポート画面。英語ですが、ガイドがあるので親切です。
ですので、サイト制作に明るくない方でも基本的には問題ないでしょう。
それでも自信が無い!という方にはサポートも提供されてるので、問題はありません。
SEO ManagerのTOPメニュー画面
ログインすると、以下8メニューが並んでいます。
①SEO Setting
モバイルフレンドリー状況や、ページスピードのチェック。Google検索でインデックス状況の確認など。各種設定が可能。
②Link manager
リンクチェックが出来る機能。エラーリンクやリダイレクトリンクの発見が出来ます。
③Company Info/JSON-LD
企業情報の登録、各種SNSアカウントやGoogleマイビジネスとの紐づけ。また、近年SEOにおける重要度が高まる「構造化データマークアップ」に対応する機能。
④Bulk SEO editor
取り扱う商品やカテゴリーのtitleタグをルール化し一括で変更できるテンプレート機能。SKU数が多い店舗には助かる機能です。
⑤Search analytics
Googleサーチコンソールの検索アナリティクス(現:検索パフォーマンス)データが確認できます
⑥Support
よくある質問集。アプリに限らず、SEO対策自体に関する質問集もあります。
⑦Sitemaps
サーチコンソールのサイトマップデータが見れるのですが、現在はAPI連携の関係で停止中。残念。
⑧How to get started
ヘルプページ。チュートリアル動画が充実しています。
と、以上のように、一括管理での文言修正や、Goolgeサーチコンソールとの連携など、ECサイトのSEOを行う上で役立つ機能が網羅されています。
SEO観点で特にオススメする機能は?
SEO歴10年以上の私がおススメする機能は、「SEO Setting」内の
Target Keywordです。
SEOの最初のステップは「キーワード選定」です。
対策キーワードは、ついつい「自分目線」「お店目線」で選んでしまう部分が多いと言えます。
例えば、ECサイト上の記述は運営者目線で「サッカーシューズ」と記述されているけれども、実は調査してみると、実際のユーザーは「サッカースパイク」と検索している方が多かった。
なんてことは、日常茶飯事です。
そこで、このTarget Keyword機能は、SEO Manager上で、Googleサジェストのデータを抽出してくれて、しかもきちんとTitleやmeta descriptionに記述されているかチェックしてくれる代物です。
こうした機能を使って、まずはSEO対策をするべきキーワードの選定を丁寧に行うといいでしょう。
とは言え、SEOって難しい・・・
Shopify自体は検索エンジンフレンドリーな作りですし、SEO Managerも優れたアプリです。
ですが、それらを実装しただけでSEOが成功するかというと、必ずしもそうではありません。
SEOを行う上では、まずは正しい知識と運用が必要です。
世の中にSEOの情報は非常に多く存在しますが、まずはGoogleの公開する以下情報などをチェックしてみるといいでしょう。
まずは正しい情報で正しい知識を得ること。
その上で、限られた時間でSEOを成功させるために、アプリを活用し効率化を行うことで、日々のEC運営業務に集中することも可能でしょう。