【初心者必見!】3分でわかる スマホECマーケティングの基礎の基礎
こんにちは!ECマーケティングは、簡単に言うとインターネットでの商品の販売に特化したマーケティング活動全般となります。しかしながら、一口にECマーケティングといってもスマホの登場により、それまでのPCでの利用を前提にしたやり方では、画面サイズの違いなどからユーザに購入しやすいサイトとはいいがたいです。そこでスマホECマーケティングの基礎の基礎を書いていきたいと思います。
1.拡大を続けるEC市場
ECマーケティングは、簡単に言うとインターネットでの商品の販売に特化したマーケティングです。ご存じの通り、年々インターネット経由での流通金額は右肩上がりで伸び続けています。
経済産業省が発表した平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子引に関する市場調査)では、日本のEC流通金額は2017年は約16兆5千億円、2018年は約18兆 伸び率約8.9%となっています。
カテゴリ別日本のEC流通金額
(画像は経産省の資料からキャプチャ)
日本のEC流通金額
(画像は経産省の資料からキャプチャ)
その中でも今回注目してみたいのが、スマホでの購入に関してです。
流通金額のスマホ比率が2016年約32% 2017年約35% 2018年約39.3%と比率が順調に伸張しています。
日本のEC流通金額 スマホ割合
(画像は経産省の資料からキャプチャ)
他の会社の調査だと既に50%を上回っているデータもあるので、今後はスマホファーストでサイト構築を目指すサイトが増えてくる状況だと考えられます。
2.スマホとPCの違い
多くのECサイトがすでにPC・スマホ両方に対応可能なデザインのレスポンシブ対応を行っていると思いますが、念のため、スマホとPCの違いをおさらいしましょう。
UIをスマホに最適化していくことで、購買率が大きく変わります。最低限以下のことには気を付けましょう。
①画面の大きさ(横の大きさ)
スマホ320~420ピクセル程度 PC1366~1920ピクセル程度がメインとなっています。
スマホでPCのような2カラム、3カラムのレイアウトにしてしまうと、極端に見えにくいサイトになってしまいます。
②操作性の違い
PCではマウス・キーボートを使って入力作業を行いますが、スマホの場合はタップが中心になります。
マウスを使用している場合は、問題がなかったリンクのクリックでも、スマホの場合は指がポインターになるので、押しにくくなります。
また、PCだとポインターでリンク部分を指定したときテキスト・画像の色が変わる処理など可能でしたが、スマホだとできないため、リンクのわかりやすさなどを気にする必要があります。商品情報をシンプルにまとめたデザインを目指しましょう。
③通信速度の違い
スマホの通信回線が4Gになって劇的に通信速度が速くなりましたが、基地局の混雑など
まだまだPCに比べて安定して高速な速度が出にくい場合があります。
容量の思い画像を多用するとせっかくの商品画像が表示されるまでに時間がかかってしまいます。スマホで使用する画像は極力軽くしましょう。回線が5Gに完全対応すれば状況は変わると思います。
3.おすすめのスマホで使いやすいカート5選
BASE
BASEの特徴はメールアドレス・パスワード・ショップURLの3項目を埋めるだけで手軽にECショップの開設が完了します。さらにカート利用料は無料です。
カラーミーショップ
皆さんご存じのカラーミーショップです。日本最大規模のネットECサービスです。月額1,000円以下の低価格から利用でき、コストをあまりかけたくないスモールスタートに向いています。
Shopify
カナダ発のグローバルで対応しているECカートです。世界で80万店舗以上で利用されています。越境ECにも対応している多言語対応しています。Shopifyアプリストアもあり、機能拡張したい場合の選択肢が多彩です。ECストア用のスマホアプリもあり、アプリからPC同様
ecbeing
大手企業も多数使用しているECカートです。売上を伸ばすためのセミナーなども開催しているので、非常に勉強になります。業種別に特化した機能もあり便利です。
STORES.jp
月額無料のプランもあり、非常に始めやすいです。翌日入金にも対応してるので、翌日の売り上げの振込を申し込むことも可能です。
カート各社も差別化を図るために機能拡充をどんどん行っていますので、こまめなチェックで自社のサービスによりあったカートを探してみてはいかがでしょうか。
今回はスマホECマーケティングの基礎の基礎を書きました。
次回は集客・広告に関して書きたいと思います。