【発送代行】物流業務改善!倉庫の省人化、自動マテハンラインのご紹介
トランスコスモスのフルフィルメントセンターでは、EC物流サービス拡大に向け、物流倉庫におけるシステムの自動化(オートメーション化)を進めています。その計画の一つとして、2022年4月に導入した自動マテハンラインをご紹介します。
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ロジスティクス業務におけるオートメーション化の背景
高い生産性と安定した品質の実現
昨今、コロナ対策の影響もあり、EC市場は急激に拡大しています。その中で物流業界では、需要拡大に対しする人手不足が大きな問題になっています。物流業界全体が危機的状況に陥った今、その解決策として、物流の自動化が謳われています。
トランスコスモスのECワンストップセンター北柏(フルフィルメントセンター)も例外ではなく、物流倉庫のオートメーション化を進めています。その一環として、2022年4月に自動封緘機(封かん機)とオートラベラーの追加設置をいたしました。
自動マテハンライン ①自動封緘機
品質の安定化に繋がる省人化
自動で段ボールの天面をOPPテープで閉じてくれる機械です。検品完了後、商品を詰めた梱包箱をコンベアに流し封緘機へ運ばれていきます。封緘機まで来ると箱の位置をサイドのアームで調整し、サイズを特定段ボールサイズに合わせて自動で高さを調整しOPPテープを貼り付けオートラベラーへとつなげます。
対応サイズは、60サイズから160サイズまでと幅広いサイズの段ボールに対応しています。
この機器により、単純なOPPテープ貼りから人の手が離れる他、貼り具合(品質)が均一になります。
自動マテハンライン ②オートラベラー
誤出荷リスクを下げる省人化
お客様の送状伝票を自動で荷物に貼り付ける機械です。配送会社の送り状システムより出力されたデータをWMSに取り込むことで、サーバーを経由しオートラベラーへ連携されます。
自動封緘機より流れてきた荷物に貼られているラベルシールを読み取ることでラベルシールに記載されている番号と一致している発送先情報を呼び出し送り状シールへ印字、自動で貼り付ける機能になります。
この機器により、送状伝票と荷物のセット間違いのリスクが極めて低くなります。
今後の「機械化」、「ロボット」の導入予定
物流改善に繋がるオートメーション化推進計画
今後も、ECワンストップセンター北柏(フルフィルメントセンター)では、仕分けロボット(t-sort)の導入を予定しており、更に機械化を進める予定です。
自動マテハンラインの導入をかわきりに、2023年度には、AI(DataRobot) を活用した注文内容にあった梱包資材の選定やサイズに合わせた最適な配送会社選定の導入を計画しています。
今後もロボットの導入とそれに合わせた物流改善を推進していき、品質向上と出荷数拡大をめざし、荷主様のEC物流のサポートやお悩みを解決していきます。
物流倉庫の省人化(しょうじんか)紹介動画
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https://transcosmos-ecx.jp/blog/fulfillment/45