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物流コスト高騰!止まらない運賃値上げ!その原因と物流コスト削減方法

ここ数年、物流コストは上昇し続けています。なぜ、物流コストの上昇は起こるのか、その理由と、物流コスト削減に向けた対策について考えてみましょう。※物流コストとは、物流業務全般にかかる費用のことです。 モノを供給者から需要者へ移動する際にかかる費用全般を指し、社内のシステムや人件費などにかかる「社内物流コスト」と、外注先に支払う輸送・運送費や倉庫・設備の賃料など「支払物流コスト」の合計が物流コストです。

目次[非表示]

  1. 1.物流コスト高騰を詳しく見る ①値上の推移
  2. 2.物流コスト高騰を詳しく見る ②物流費の構成
  3. 3.物流コスト上昇の主な原因
  4. 4.燃料費高騰から見る物流コストの上昇
  5. 5.物流コスト削減の糸口


物流コスト高騰を詳しく見る ①値上の推移

続く物流コストの上昇

「2021年度物流コスト調査報告書」にて、2021年度調査の物流コスト総額は2兆6653億円に上り、売上高に占める割合は3.31%となったと発表されました。

全業種で見た売上高物流コスト比率は5.7%となり、前年比0.32%上昇、2020年度も0.47%上昇していますが、過去20年間の調査の中で最も高い数値です。


引用元: JILS「2021年度物流コスト調査報告書」




物流コスト高騰を詳しく見る ②物流費の構成

物流コストを構成する内訳の比率


全業界で輸送費の占める割合が約5~6割と高く推移しており、全業種の輸送費が56.4%、保管費が16.9%、その他が26.7%となっています。

業種別では、製造業の輸送費は59.3%、保管費は18.0%、その他は22.7%。非製造業では輸送費48.2%、保管費13.8%、その他37.9%。卸売業は輸送費45.1%、保管費18.6%、その他36.2%。小売業は輸送費50.2%、保管費3.3%、その他46.5%となっています。(JILS「2018年度物流コスト調査報告書」)



物流コストの分類


分類
詳細
機能別
輸送費・保管費・荷役費・物流管理費
支払い形態別
払い物流コスト・社内物流コスト
物流プロセス別
調達物流費・社内物流費・販売物流費など



物流コスト上昇の主な原因

機能別コストの上昇

物流費が上昇する原因には、「輸送費」が大きく関係しています。

商品を目的地まで配送するためにかかるコストは、物流コストの中でも多くの費用がかかり、どの企業も全体の物流費の5~6割を占めています。

配送の為のトラックを利用する上での運賃、車両費用、燃料費、高速料金、駐車場費用、ドライバーの人件費などが輸送費となります。そして、ここ数年、この輸送費の上昇が続いている状況です。

この輸送費上昇の大きな理由としてあげられるのが、ドライバー不足による人件費の高騰と燃料費の高騰です。また、燃料費に関していえば、影響は輸送費のみならず、機能別コストにおける荷役費にも大きく影響しています。

この燃料費の高騰がどのように物流コスト上昇に関わっているのか考えてみましょう。



燃料費高騰から見る物流コストの上昇

物流業界全体を苦しめる原油価格高騰

近年、社会全体がDX化推進を進めており、物流業界も各社AIやロボットの導入による省人化を進めています。


トランスコスモスのECワンストップセンター(​​​​​​フルフィルメントセンター)北柏においても、自動マテハン導入を皮切りに、様々な工程をDX化する事で人件費を抑えながらも業務の効率化や正確性を向上させる取組みを積極的に行っております。

しかし、自動化を進める上でも必ず動力となるエネルギーは必要です。そのエネルギーを生み出すのは、電気・ガス・石油です。特に日本は油田大国ではないため、他国から原油を輸入しなくてはなりません。そのため、原油価格の高騰により物流業界のコスト上昇も抑えられない状況となっているのです。



社会経済活動に欠かせない原油とは

少し話がそれますが、「原油」とは何か考えてみましょう。数億年前の海洋生物やプランクトンの死骸が長い年月をかけて化学変化を起こした「化石燃料」です。その化石燃料を油田で掘り起こしたものが原油と呼ばれるものです。この原油は古代エジプトでもミイラの防腐剤として利用されていたという説もあり、大昔から世界中で重宝されていたものだという事がわかります。

取り出した原油は用途によって加工され、様々なエネルギー源へと変わっていく事は一般的に知られている事ですが、どのようにして精製されるかご存知でしょうか。


原油から精製した、燃料は大きく分けると「重油」「軽油」「灯油」「ガソリン」「LPガス」の順番に加工されます。ざっくりの工程は巨大な蒸留機で原油を加熱し気化させて冷却し液化させて完成です。


これらは、液体になる温度によって出来高が変わってきます。350℃以上で液化する「重油」から始まり、一番低い温度の35℃以下で液化する「LPガス」で一通り精製されます。

実は、製造の工程でも分かるように、気化する温度が低ければ低いほど揮発性が高く、可燃性が高い燃料になります。従ってLPガスやガソリンは爆発の危険性が高い危険物となるのです。この爆発の力を利用して車は走ります。

以上の事から原油価格の高騰=生成される燃料の高騰となる為、私たちの身近なところでは、ガソリンだけではなく、LPガスも値上げの対象になり家計を圧迫する事態になってしまっているのです。


さらに物流では多くのエネルギー源を必要とする過程が存在し、物流業務のほぼ全てが値上げの対象と言っても過言ではないかもしれません。



物流コスト削減の糸口

成功事例から見る物流コスト削減

一般的には、拠点の集約、物流管理システムの導入、アウトソーシングの検討、などにより、保管費や人件費の削減に繋げる企業が多いです。

また、近年では物流コンサルタントに相談することで物流コストの削減に成功している企業もあります。物流コンサルタントは、物流全体を最適化するロジスティクスという考えに基づき仕組みを変更することで物流コスト削減へと導いてくれます。自社だけで改善の余地を見出せないときにおすすめの施策ともいえるでしょう。

そして、やはり、物流のプロ(3PL)に業務をアウトソーシングする企業も年々増えています。物流業務の知識と経験が豊富な3PL企業にアウトソーシングすることにより、物流費の最適化や効率化といったことが実現できます。また、高品質なサービスを提供する3PLでは、品質も担保されるため、クレームや誤配送による返品や再配送などを抑えられ、結果としてコスト削減に繋がります。

今後も続くであろう、物流コスト上昇の傾向。自社にとって最適な、物流コスト削減について、様々な観点からご検討ください。


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