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EC事業者様必見!物流倉庫の選び方、委託する際のポイント

物流をアウトソーシング(委託)する際の検討材料は様々です。主に、コスト、品質、立地などが挙げられるかと思います。今回は、EC事業者が物流倉庫(フルフィルメントセンター)を選択するときに意識すべきポイントと物流委託する際に必要な知識をご紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.EC物流倉庫とは
  2. 2.EC物流倉庫を選定する際の基本的な2つのポイント
  3. 3.物流倉庫に適した立地を詳しく解説
  4. 4.EC物流倉庫に求められている4つのポイント
  5. 5.今後も需要拡大が見込まれるEC物流
  6. 6.エンドユーザーの購買意欲を下げないために


EC物流倉庫とは

アパレル、日用品、雑貨、食品、化粧品など様々な商材のBtoCの物流過程を担う倉庫

EC物流倉庫とは、EC(電子商取引)市場で取り扱われる「BtoC商材」を主に扱う物流倉庫のことです。BtoB物流倉庫と比べ、多品種且つ小ロット、多配送の対応が可能であることが必須です。

基本的に、BtoC向けの出荷がメインとなり、商品の入荷検品から、保管、流通加工、梱包、出荷までを行っています。ネットショップにとっては、顧客満足度に大きく影響する工程と言えるでしょう。そのため、EC物流倉庫の質が直接、企業(ブランド)イメージに繋がると言っても過言ではありません。



EC物流倉庫を選定する際の基本的な2つのポイント

1.物流コスト

物流業務には様々なコストがかかってきます。輸送費、保管費、荷役費、梱包費、人件費など、実店舗を持たないECサイトにおいては、物流コストの大きさが企業の売り上げを大きく左右します。そのため、各EC物流倉庫が提示している料金を様々な角度から比較することが重要です。


2.物流倉庫の立地条件(物流BCP対策)

モノの生産地や消費地に、より近い場所に倉庫を置くことで、物流コストは削減できます。例えば、東西の二拠点に物流センターを構えることにより、配送料の削減や翌日配達エリアの拡大が見込めます。

さらに、複数拠点を構えることは、台風などの災害や事故など不測の事態があった際の物流リスクを最小限に抑えるためのBCP対策の一環としても有効です。



物流倉庫に適した立地を詳しく解説

商品仕入れ場所との距離

自社の通販物流委託先として3PL事業者を選定するにあたって重要な点として、まず「仕入れ場所との距離」が挙げられます。
自社製品であれば製造拠点から、他社製品であれば仕入れ元から、輸入製品であれば貿易港からどれだけ距離が近いかといった点です。

これは倉庫側が商品を入庫する処理において、「予定していた入庫数量と一致しているか」「商品に汚破損などがないか」確認したうえで、倉庫の管理システムに在庫登録を行うためです。
そのため「倉庫に商品が届いたらすぐ発送」することは難しいため、いかに仕入元から倉庫へ納入する距離を縮められるかが在庫状況の安定、ひいては出荷の安定に繋がってきます。


配送会社の拠点との距離

次に重要な点は、「利用する配送会社の拠点との距離」です。
通販において購入者へ商品を届けるためには宅配業者の利用が不可欠となります。

3PL 事業者も他に漏れず宅配業者を利用しており、毎日決まった時間に集荷トラックが倉庫に来ます。
そのため倉庫側は集荷時間に間に合うように出荷作業を進める必要があります。

対応してもらう拠点により多少の差はありますが、宅配業者の拠点から近ければ近いほど集荷時間は遅い時間帯でも可能となり、拠点から遠ければ遠いほど集荷時間は早い時間帯となっていくため、一日で発送できる件数も大きく違ってきます。

なお宅配業者によっては最寄りの拠点ではない離れた拠点から集荷に来ることもあります。
そういった場合は倉庫の近くに「国道に面している」「高速道路のインターチェンジが近い」といった要素も重要なポイントになってきます。

【参考記事】EC物流における配車、そのポイントとは


出荷拠点の数と位置

最後に「出荷拠点が分散されていること」です。

日本特有の天災として地震・大雨・大雪がありますが、これらが地域と地域を繋ぐような主要道路の間で発生すると大規模な交通規制が敷かれ、規制解除後も渋滞解消までに時間がかかってしまうことが多々あります。
EC事業においてほぼ必須で利用される宅配業者のトラックも例に漏れず影響を受け、「出荷はできたが荷物の到着が遅い」「出荷自体できない」といった事態が発生します。

そのため全国対応のEC事業を行う場合、主要道路の交通が遮断されたとしてもエンドユーザーへの配送が滞らないよう「複数拠点を互いに離れた地域に構えている」3PL事業者へ業務委託することが、EC事業者として行うべきBCP対策の一つであり、委託先業者選定における重要な観点となります。



EC物流倉庫に求められている4つのポイント

1、 物流品質の高さ

先述した通り、EC物流倉庫はBtoCがメインの出荷となります。消費者がECサイトにて注文した商品を、注文内容通りにお届けしなくてはなりません。もしも誤った商品の発送や、配送の遅延が発生した場合、企業としての信頼を失い、顧客離れを招くことになりかねません。

購入前に店員でフォローが可能な実店舗型とは違い、商品が届いてからのクレームへの対応は非常に難易度が増します。クレームに至ることの無いよう、EC物流では品質の高さが要求されます。

そのためには品質チェックが適正に行われていることが重要です。


✔トランスコスモスでは、品質保証の取り組みとして、稼働判定という検査を実施しています。



2、受注から出荷までの対応スピードの速さ

ECサイトにて購入した消費者の多くが、出来るだけ早く商品を手にしたいと考えています。

例えば、ネットショッピングモールで同じ商品が複数の店舗で同価格で販売されている場合には、翌日配送可能な店舗が選ばれやすいです。

受注から出荷までのリードタイムが早いことが、顧客満足度の高さに繋がります。


トランスコスモスでは受注処理業務を担うバックオフィス機能を物流倉庫に置いているため、個別対応が必要なケースでも、受注~出荷まで迅速に対応いたします。


3、EC通販注文商品の返品・交換対応

実店舗と違い、ECサイトでの購入は実際に商品を手に取って確認できません。そのため、手元に届いて実際のイメージと違ったり、サイズが合わなかったり…など実店舗より返品率が高い傾向にあります。

その返品をいかに迅速に対応できるかというのはEC物流倉庫では重要なポイントとなります。

返品手続きが簡易且つ迅速に行われることで、顧客満足度が高まり、次回購入に繋がることもあります。


トランスコスモスでは迅速な返品対応を可能にするリバースロジのサービスを提供しています。


4、ギフトラッピングやセット組などのカスタマイズ対応

友人や家族へのギフトを、ECサイトにて購入する消費者も多くいます。実店舗のように、ギフトラッピングのサービスがあれば、ネットショップで購入した商品を、消費者が受け取ってラッピングする必要がありません。直接、贈り先へ配送することが可能となるのです。

ラッピングだけでなく、セット組の作業などカスタマイズ対応ができることも重要です。また、年末などギフトラッピングが集中する時期においても、出荷の波動に耐えきれることも必要です。


トランスコスモスでは、毎年、クリスマス商戦において、大量のギフトラッピングを対応しています。また、化粧品製造業許可も取得しているため、化粧品のセット組作業も対応可能です。



今後も需要拡大が見込まれるEC物流

今後も成長するEC市場とそれを支える物流業界

引用:経済産業省「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」2021年7月

経済産業省の調査によると、BtoCの物販系分野におけるEC市場規模は、2013年では5兆9,931億円でしたが、2020年には12兆2,333億円と7年の間に大きく拡大しています。

また、国土交通省の調査によると、宅配便取扱個数も年々増加しており、2009年には31億個ほどでしたが2020年には48億3,647万個とこちらも大きく数字が伸びています。

一方、日本国内でのEC化率は伸びてはいるものの、8.08%にとどまり、世界全体のEC化率18.0%と比べるとまだまだ低い水準です。しかし、それゆえに今後もEC化率が進んでいくと考えられ、それに伴いEC市場規模の更なる拡大が見込まれます。

そして、EC事業の成長に欠かせない要素が物流であり、今後ますますEC物流の需要拡大が見込まれることでしょう。


エンドユーザーの購買意欲を下げないために

商品到着日数が購入の大きな決め手

前項の通り、EC市場は急成長しています。また、スマートフォンの普及により、世代を問わずECサイトでの購入が増加傾向にあります。ECサイトでの購入が当たり前になった現代において、消費者の商品選定基準は値段の安さだけではなく、それ以外の「付加価値」が重要となってきています。
​​

ポイント倍増キャンペーンや試供品の同梱などがその例に挙げられますが、「商品到着までの時間(リードタイム)​​​​​​が短い」ことが、一つの価値として見られています。

これまで主流だった対面販売の速度に及ばずとも、いかに商品を安定して早くユーザーに届けることが出来るかを検討し、それが実現できる物流倉庫や物流委託先を選定することが重要です。



【関連記事】BtoB物流とBtoC物流の決定的な違いとは?EC物流を徹底解説!

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