【注意】配送料金と保険について【格安の配送料金のウラ】
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配送保険とは
配送保険をご存知でしょうか?なかなか耳慣れない言葉かと思います。実は一般的に、配送料金の中に配送保険の費用が含まれています。個人で発送する際に伝票をご確認いただくと、明記されているので一度見てみてください!
配送保険に入っていると輸送中の出来事で、配送している商品がお客様に届けられない状態になってしまった場合、配送会社が損害賠償を行ってくれます。
(例)輸送中に割れ物マークが貼ってあるにも関わらず、配達員の方が誤って落としてしまい、商品が破損してしまった→損害賠償として規定の料金が支払われます。
補償対象額上限を3社比較
補償対象上限は下記になります。日本でよく使われている配送会社3社の例として挙げています。
●ヤマト運輸 責任限度額
–ネコポス 3,000円
–宅急便 30万円
–宅急便コンパクト 3万円
(出典 ヤマト運輸 https://faq.kuronekoyamato.co.jp/app/answers/detail/a_id/1433/~/%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%8D%B7%E7%89%A9%E3%81%AE%E7%B4%9B%E5%A4%B1%E3%83%BB%E7%A0%B4%E6%90%8D%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A3%9C%E5%84%9F%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F)
●佐川急便 責任限度額
–30万円
(出典 佐川急便 https://www.sagawa-exp.co.jp/service/hoken/)
●日本郵便 責任限度額
–ゆうパック 30万円
–レターパック、ゆうパケットは損害賠償の対象外
(出典 日本郵便 https://www.post.japanpost.jp/service/songai_baisyo.html)
配送保険は必ずついているのか?確認を!!
格安の配送料金にご用心!
倉庫会社に委託している場合も必ず配送保険を使うのでは?と思われている方が多いと思います。しかし実際の補償内容は配送会社と倉庫会社間での契約・約款に則ります。そのため配送保険を意図的に削り配送料金を安く提供しているように見せる倉庫会社もあります。
倉庫会社との商談や見積もりをいただくときに、配送保険について確認しておきましょう!
より手厚い補償をかけたいときは?
代表的な配送会社3社の責任限度額について前に示しましたが、実際はより高価な商品であったり手厚い保険を掛けたい場合も商材によってはあるかと思います。その際は加算料金を支払うことで補償額を増額できます。
各会社、下記のような形でサービスを展開しております。気になる方はご確認ください。また、担当の営業所に確認することをおススメします。
佐川急便 セーフティサービス
https://www.sagawa-exp.co.jp/service/safety/
日本郵便 セキュリティサービス
https://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/security/index.html
Shopify(ショッピファイ)専用物流倉庫での配送料金・補償
Shopify(ショッピファイ)専用物流倉庫では保険・補償を削ることはありません。
事業者様の大切な荷物を配送する際に有事対応を考慮しないことは通信販売事業そのものを破綻させる可能性がある危険な行為であると考えているためです。
Shopify(ショッピファイ)専用物流倉庫で利用しているサービスの補償対象額上限はポスト投函型のネコポス約款では3千円、60サイズ以上の飛脚宅配便約款では30万円となります。
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