緩衝材(かんしょうざい)に関して【物流】
緩衝材(かんしょうざい)とは?
商品を発送する際によく出てくる言葉「緩衝材」。緩衝材とはいったい何でしょうか。緩衝材とは字の通り衝撃をやわれげるための資材です。割れやすい精密機械やガラス製品の発送はもちろん、わずかな衝撃で品質には影響はないけれどもかけやすい容器(例えば化粧品の容器)などの発送に使われることが多いです。また発送の際には割れやすかったり傷つきやすい商品でなくとも、箱と商品の間に広い隙間ができてしまうことで、商品が輸送中に遊んでしまいお客様に届いたときにぐちゃぐちゃの状態になってしまうことを防ぐために、緩衝材を敷き詰めることも多いです。
緩衝材(かんしょうざい)に期待される効果
緩衝材に期待される効果は大きく下記の3つが上げられます。
①箱の隙間をうめることで商品への衝撃を軽減する
商品があそぶ空間をなくし、商品への衝撃を軽減します。届いたときにぐちゃぐちゃになっていたり、中に入っている液体がずっと遊んでいたために泡だらけになっているというようなことを軽減します。
②商品への衝撃から守る
もしも商品が入った箱を落としてしまった、外部から衝撃が加わってしまったといった場合、衝撃を軽減します。
③紙の緩衝材を選ぶ場合、湿気対策になる
ボーカスペーパーや新聞紙といった緩衝材を選んだ場合、適度に湿気を吸い取ってくれるので湿気対策になります。
緩衝材(かんしょうざい)の種類
ここでは主に使用される緩衝材の5種類を紹介します。
1.ボーカスペーパー
1枚の紙(わら半紙)をくしゃくしゃと丸めて使用します。
クッション性は下で紹介するエアクッションと比べると低く、変形自在なため、商品と箱の間を詰めるために使われることも多いです。
2.エアクッション
袋の中に空気が入っており、ボーカスペーパーと比べるとクッション性があります。また、1つ1つのサイズがあまり大きくないため、商品と箱の間を詰めるために使われることも多いです。
3.プチプチ梱包
*オプションになります。
プチプチの愛称で知られている梱包材です。袋タイプのものもあれば、商品に巻き付けて使用できるタイプのものもあります。前面に空気が入った細かいクッションがちりばめられているため、衝撃を和らげることができます。商品と箱の間を敷き詰めるために使われることは少なく、商品を衝撃から守るために使われることが多いです。
4.発泡スチロール
*スピードロジ非対応
発泡スチロールもよくつかわれる緩衝材の一つです。強度が高いため、電化製品などに使われます。
また緩衝材と利用するにはコストが高いため、高価格の商材に使われることが多いです。
5.シュリンク包装
*スピードロジ非対応
緩衝材ではありませんが、シュリンク包装を用いて箱の中での遊びを軽減し、結果衝撃をやわらげて配送をする方法もあります。発送するダンボールの底と同じサイズのダンボールの敷き紙に、商品をフィルムで上から熱を加え、一体化するような方法です。特に本やアマゾンの配送でこの方法が用いられています。
シュリンク包装を行う資材の導入に費用が掛かるため、出荷数が安定して多い企業様などが採用しています。
スピードロジではプロが緩衝材を選別!
スピードロジでは人の手で1個ずつ丁寧に梱包するため、人の目で適切な緩衝材を選びます。緩衝材が無駄に多くならないダンボール箱を選別し、商品が破損しないように緩衝材を詰めます。
初めてで心配な方や、どのような形態で届くのか気になる方はテスト出荷を事前に行うことが可能です。
想像と違ったなどありましたら、緩衝材やお届けの状態について話し合い、理想のお届け状態を一緒に作り上げていきます。
ぜひともスピードロジに一度ご相談ください。