【HubSpot使い方講座】「取引機能」で取引全体を可視化!
今日は営業進捗の確認時に必須な「取引」機能について調べてみました。
「取引」機能は「セールス」メニューの中にある機能の1つで、見込み客から顧客へ転換するまでの過程をパイプラインとして管理することができます。
各取引が、今どのステップにいるのか。どのステップの取引が多いのかなどが可視化されて、 非常に見やすく全体管理には非常に重宝する機能です。
今日のアジェンダは
- 【取引】機能で何ができるの?
- 【取引詳細】機能で何ができるの?
- Tips!入力フォームのカスタマイズ
※そもそもHubSpot(ハブスポット)ってどういうもの?という方は【HubSpot使い方講座】インバウンドマーケティング?「HubSpot」ってなに?を参考にしてください。
【取引】機能で何ができるの?
取引機能は今ある取引の取引数・ステータスと全体の金額感が見えるようになります。
取引機能でできることは以下です。
- 取引の登録 / 編集 / 削除 / 一括編集
- 登録している取引の一覧表示(テーブル・ボード)
- 取引一覧のフィルタ
- 担当者の割り当て
- タスクの作成
・・・・・・・・・・etc
営業プロセスにおけるステップについてもカスタマイズすることができますので、御社の営業スタイルにあった内容に変更し管理しやすいようにしましょう。
また、取引の金額感も登録ができるので、今どのくらいの取引数が存在し、その合算値の金額はいくらぐらいなのかもすぐに確認することができます。
【取引詳細】機能で何ができるの?
取引の詳細機能はコンタクトと同様に3列に構造になっています。
左側の部分では取引の名前やステージ、クローズ日や金額、などの取引が持つ情報が表示できます。
真ん中の部分ではコンタクトと同様にその取引に対して行ったこと(例えばコンタクトがメールを開封したり、ウェブサイトを見たりしたら、そのログ(記録)がタイムラインとして表示されます。ここはコンタクトの情報と連動します。
右側の部分にはその取引に関連した「コンタクト」や「会社」・「製品」などの情報が表示されます。
「製品」は事前に自社商品・サービスの製品情報を登録することで見積リンクを作成することができます。
見込み顧客(プロスペクト)に対して、見積もりを送付するときもHubSpot(ハブスポット)に「製品」として登録しておけば、見積もりリンクを開いたかどうかまでHubSpot(ハブスポット)で管理することができます。
※「製品」機能を利用するには Sales Professional以上のプランへのご契約が必要です。
Tips!入力フォームのカスタマイズをしよう
実は「取引」を登録する時の登録・編集できる入力フォームの内容をチーム単位でカスタマイズできるのです。
HubSpot(ハブスポット)に限らずSFAツール導入を成功させるためには
- データが最新の状態であること
- 必要なデータが正しく登録されていること
が必要不可欠だと思います。
この2つの条件をクリアするには【いかにデータの入力をしやすくする】か(運用を簡単にするか)が非常に重要になります。
データ登録者の立場に立って想像してみてください。
取引登録のフォームで、必要な項目と不必要な項目とが入り混じっているフォームに入力するのと、必要な項目だけを登録するフォームとでは断然後者のフォームの方が入力しますよね!?
取引を登録する入力フォームをカスタマイズすることによって、入力されやすいフォームを作ることができます。
また、パイプラインも複数設定することができるので、自社で複数製品・複数サービスを提供している場合は、パイプラインも複数作成した方が管理がしやすくなるのでおススメです。