【DEC CMS✕Shopify連携】第3回:DEC CMSの設定と構成例について
■はじめに
前回はShopify側の設定と使用しているShopifyAPIについてご紹介させていただきました。今回はDEC CMS側で必要な設定や構成例についてご紹介させていただきます。
第1回:DEC CMSについてと連携機能の特徴
第2回:Shopifyでの設定と使用するAPIについて
第3回:DEC CMSの設定と構成例について(本記事)
目次[非表示]
- 1.連携設定について(DEC CMS)
- 2.構成例について
- 3.まとめ
連携設定について(DEC CMS)
1)設定
DEC CMS側の連携設定はShopify側で設定したアプリ設定のトークン情報等を入力します。
※ShopifyのAPIは数か月に一度くらいバージョンが更新されるので古いバージョンを使用しないように更新していくことが必要です。APIのバージョン変更に伴い、使用できるGraphQLの内容に変更が発生する場合があるのでご注意ください。
2)同期
設定完了後、Shopifyとデータの同期を行います。
※バッチ処理にて定期的に実行されますが、すぐ更新したい場合は「Shopify Sync Data」の内容から各データの同期が可能です。
3)商品編集
商品の同期が完了すると、商品情報一覧にShopifyの商品が一覧表示されます。連携した段階ではShopifyに記載と同様の内容は表示できますが、付加情報やコンテンツ内容を加筆、変更したい場合、それぞれの内容を「編集」で変更します。
基本として商品名、商品説明の上書きが可能です。CMSサイト内での商品名の情報付加や、説明記載内容を変更するなど目的、用途によって変更が可能です。
4)その他情報
商品情報の他には「クーポン」「自動ディスカウント」「ページ」「ブログ」の情報をShopifyから取得が可能になっています。必要に応じて参照することでコンテンツの内容に盛り込むようにCMSをカスタマイズしていくことも可能です。
フロントサイト表示例)
設定した商品情報をコンテンツページとして表示することが可能となりカートへの登録や、Shopifyの商品ページへの遷移も可能となります。
構成例について
このようにShopifyの情報をCMS側にて加工表示が可能となるため色々な用途での使用が考えられます。次の構成例は例えばこのような用途などに使用できます。
複数のサイトを持っている場合、例えば、ブランド用のサイトやキャンペーン用のサイトに情報を出力することが可能となりShopifyサイトとの相乗効果で集客を見込めます。また、情報単体を出力することも可能の為、実店舗を持たれている場合はサイネージやスマートフォンへの情報発信を行い集客のチャネル拡大を見込め、用途によって使い分けることで様々な構成に使用することが可能です。
まとめ
3回にわたって、ShopifyとDEC CMSでの連携設定およびAPI、構成例などをご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。Shopifyを使用し他にもいろいろ連携しサービスを拡大していくことが可能だと考えています。DEC CMSとShopifyを使用したECやコンテンツ活用があれば、ぜひお問い合わせください。今後も連携機能を強化し、より使いやすいサービスをご提供していく予定ですので引き続きよろしくお願いいたします。