Shopify(ショッピファイ)の使用料金まとめ。決済手数料や月額の利用料金、入金サイクルについて
今回は、Shopifyの使用料金に関して解説していきます。
独自のエコシステムを搭載し、機能面で高い評価を得ているShopifyですが、本当にコストパフォーマンスが高いと言えるのでしょうか?
本記事では、Shopifyのコストパフォーマンスについて、BaseやStore.jpといった他ASPカートと比較し・調査しました。
Shopifyの基本的な機能や概要は、以下にて説明しておりますので、ご興味がある方はチェックしてみてください。
あわせて読みたい:shopifyとは?ECサイト構築といえばShopify(ショッピファイ)機能やメリットを紹介
Shopifyの基本料金
Shopifyは構築時の初期費用がかからず、月額の料金は他のASPカートと比較すると割安となっており、これからECサイトを始めるユーザーにとって利用しやすいサービスとなっています。また、年払いだとベーシック、スタンダード、プレミアムの3プランが月額料金の25%オフの金額となりますので、お得に利用ができます。
利用料金は、以下の通りです。
Shopify
スターター
(※2)
|
Shopify
ベーシック
|
Shopify
スタンダード
|
Shopify
プレミアム
|
Shopify Plus
(1年契約)
|
Shopify Plus (3年契約) |
|
Monthly |
5.00 USD |
33.00 USD |
92.00 USD |
399.00 USD |
2,500.00
USD~
|
2,300.00
USD~
|
Yearly |
25.00 USD
/ mo
|
69.00 USD
/ mo
|
299.00USD
/ mo
|
|||
月額料金(※1)
|
約 750円 |
約 4,950円 |
約 13,800円 |
約 59,850円 |
約 375,000円~ (※3) |
約 345,000円~ |
年払い料金(※1)
|
約 3,750円 / 月 |
約 10,350円
/ 月
|
約 44,850円
/ 月
|
(※1)表中のレートは$1=およそ150円で算出しております(2024/02現在)
(※2)Shopify Liteは、2022年6月より、Shopify スタータープランとなりました
スタータープランはECサイトの構築をせず、
既存サイトにカートボタン機能を設置することのみできるプランとなります
(※3)Shopify Plusの場合、月の売上が800,000USDを超える場合、
その月の料金は総売上の0.25%となります
(※4)Shopify Plusの契約更新期間は、これまで「2年目以降は月毎」となっていましたが、
2024年2月9日から「年毎」の契約更新に変更となりました
Shopifyの月額利用料金
上記と購入時の決済手数料の合計が、サイト運営者がShopifyに支払う月額料金となります。
決済手数料は以下。(Shopifyの公式決済機能であるShopify ペイメント利用時)
※新規マーチャントと既存マーチャントで適用時期、手数料が異なりますのでご確認ください。
新規マーチャント向け(2024年2月9日からの変更 )
既存マーチャント向け(2024年3月13日からの変更 )
(例)ベーシックプランを導入した場合
ユーザーがAMEXなどの海外クレジットカードで決済をした場合、購買価格の3.9%を手数料としてShopifyに支払う必要があります。
また、決済の設定時にShopifyペイメントではなく、それ以外の決済サービスを選択した場合、別途2%の購買手数料がかかります。
※補足※ Shopifyペイメントとは
Shopify ペイメントとは、Shopifyが提供している決済サービスです。
決済手数料が他の決済手法に比べて安く、Apple payやGoogle pay、PayPalやamazon payとの連携が可能です。
関連リンク:https://www.shopify.jp/payments
※Shopifyペイメント以外の決済サービスの紹介
・SBペイメントサービス
ソフトバンクグループの決済代行会社で、Shopifyペイメントでは対応していないクレジットカード決済を始め、国内利用者数5,000万人を突破したPayPayや、SBペイメントサービスでしか提供していない楽天ペイも導入可能です。
関連リンク:https://www.sbpayment.jp/service/partner/shopify/lp01/
その他決済関連に関して
振り込み手数料:0円(Shopify ペイメント利用時)
入金サイクル:翌週の金曜日(最短5日)
その他ECカートとの比較
決済手数料
ECサイトがECカートに支払う料金について比較をしてみましょう。
今回は、ECサイトを立ち上げる際に比較検討されやすいBASEとSTORES.jpを調査の対象としています。
■Shopify(ベーシックプラン)
月額費用:33USD(約4,950円)
決済手数料:3.4%(既存マーチャントの場合)
3.55%(新規マーチャントの場合)
■BASE(スタンダードプラン)
月額費用:0円
決済手数料:3.6%+3%(サービス利用料)+40円
■STORES.jp(スタンダードプラン)
月額費用:2,980円(年払い)
決済手数料:3.6%
月額費用がかからないBASEは当初に最も低コストでサイトを立ち上げることが出来ますが、決済手数料が決済手数料:3.6%+3%+40円と割高となっています。
Shopifyは決済手数料が3.4%(既存マーチャントの場合)と最も安く、売上が上がれば上がるほど低コストになっていきます。本格的にECサイトを運営したいのであればShopifyがおすすめといえるでしょう。
※補足※
上記ではそれぞれのプラットフォームの最も一般的と想定されるプランで比較していますが、搭載している機能についても大きく違いがあります。
例えば、Shopifyでは、公式のテンプレートが100種類以上用意されており、(非公式を含めると1,000種類を超えます)Base・Store.jpに比べて多様なデザインのサイトを構築できます。
また、Baseの無料プランでは自社ECサイト上に必ずBASEのロゴを入れなければならないなど、機能面にも違いがあることを認識しておく必要があります。
振込手数料
振り込み手数料は、Shopify上での売上金を自分の銀行口座に振り込む際の手数料のことを指します。それぞれの手数料は以下のとおりです。
■Shopify:0円(Shopify ペイメント利用時)
■BASE:
振込金額が2万円以上の場合:250円
振込金額が2万円未満の場合:250円+500円(事務手数料)
■STORES.jp:275円
銀行振り込み自体は頻繁にあるわけではありませんが、できれば低く抑えたいもの。Shopifyは振り込み手数料が0円と他のカートに比べてお得です。
入金サイクルについて
■Shopify:翌週の金曜日(最短5営業日)
■STORES.jp:月末締め、翌月20日払い
■BASE:振込申請から10営業日
入金サイクルが早ければ早いほどキャッシュフローを健全に回せるため、最短5営業日で入金されるShopifyを好むEC事業者は少なくありません。
Shopifyは、他のカートに比べてコストパフォーマンスが高い
いかがでしたでしょうか。
入金サイクルの早さや決済手数料の安さなどの強みがあるShopify。
月額費用:33USD(約 4,950円)を支払う必要があるものの、世界でも有数のアプリやテーマの提供数を誇っており、幅広いカスタマイズができます。
上記の理由から、Shopifyのコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
決済や入出金について考慮した際に、ShopifyはECサイトを本格的かつ長期的に運営するにあたって現在最も優れたECプラットフォームの一つといえるでしょう。
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