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ECとは?ECモールと自社ECの違いは?メリットデメリットを徹底比較

日本でECが本格的に始まったのは1990年代の後半です。1997年に楽天市場がスタートしました。また、2000年にはAmazonが国内で書籍販売のECを開始し、翌年にはECモール(マーケットプレイス)を開設しています。近年では、モールのレギュレーションが変更されたりと、進化し続けています。

目次[非表示]

  1. 1.ECの意味とは?
  2. 2.ECサイトとは?
  3. 3.モール型 VS 自社サイト型
  4. 4.ネットショップ(オンラインショッピング)利用者が求めるもの


ECの意味とは?

ECの種類

ECとは、「Electronic Commerce」の略で、日本語では電子商取引のことを指します。では、電子商取引の定義はご存じですか。

電子商取引(Eコマース)は、インターネットなどのネットワークを介して契約や決済などを行う取引形態のことです。ネットショップやオンラインショップ、ネット通販などもそのひとつです。

ECサイトは主に、4つのビジネスモデルに分けることができます。


①BtoB(企業間取引)

「メーカーと卸問屋」「卸問屋と小売店・飲食店」などの商取引をオンライン上で行うことです。法人専用のECサイトなどがそれにあたります。店舗用の装飾を販売しているサイトや、事務用品を販売しているサイトなど、ユーザーが法人であることが購入条件になっているECサイトが複数存在します。BtoCと比較するとサイト数は少ない印象ですが、取引額は高額であるため、市場規模は大きいと言えるでしょう。


②BtoC(企業対消費者間取引)

皆さんもご存じ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECモールやネットスーパーなどが挙げられます。
​​​​​また、有形商材に限らず、音楽や電子書籍などといったデータのダウンロードも、BtoCにおけるECの一つです。


③DtoC(メーカー対消費者間取引)

BtoCと似ていますが、こちらは、”Direct to  Consumer”の略で、メーカー(製造者)がユーザーに直接販売するビジネスモデルのことをいいます。企業やブランドが展開する自社ECサイトなどが挙げられます。

④CtoC(消費者間取引)

近年急速に拡大しているビジネスモデルです。フリマサイトやネットオークションがこれにあたります。不要になった品だけでなく壊れた物や使えない物までもが取引の対象になることも珍しくありません。また、最近では、有形のモノでだけでなく、個人の特技や時間などの無形なモノの取引も活発になってきています。



ECサイトとは?

ECサイトを作るメリット

例えば、実際に店舗を構える場合、店舗の賃料や接客のための人件費などが必要になります。そして多店舗展開を検討する際には、それらの費用が大きな弊害になります。

しかし、ECサイトを利用すれば、多店舗展開の経費を抑えられるだけでなく、時間や場所の制限なくより多くの消費者に商品を販売できるのです。

このECサイトには大きく分けて、モール型と自社サイト型の2種類があります。それぞれの特徴とメリットデメリットを次項で解説します。

 
​​​​

モール型 VS 自社サイト型

モール型

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECモールの中にネットショップを設置して販売する方法です。

大手ECモールの場合、集客力に期待ができます。また、企業側での設定が少なく、サイト構築そのものにかかる工数や費用の削減も期待ができます

 しかし、モール内での競争が年々激化しているため、サイト上で企業の独自性を出しづらい点はデメリットでしょう。

また、モールによってロイヤリティや月額使用料など、出店には維持コストがかかることもデメリットといえます。


メリット  

  • モール運営会社で集客をしてくれる

デメリット  

  • 運営コストが高い(マージン+クレジットカード決済=15%~20%ほど)
  • モールへのリピートは高いが自店舗への返りは低い(5%以下とも言われている)
  • モール内での競争になる



自社サイト型

DtoCのビジネスモデルが該当します。ECモールなどの出店とは異なり、自社の店舗をネット上に構築することです。

自社サイト構築費用は様々で、価格によりカスタマイズなどの自由度が異なることがあります。安価にサイト構築することも可能ですが、自社の販売計画に適したサイト構築を検討することが重要です。

 また、ECサイトの運営や商品管理、集客のためのマーケティングなどは全て自社のリソースで賄う必要があるため、運用が難しくなるケースが多いのがデメリットといえるでしょう。




メリット  

  • 自社へのリピート率が高い(平均25%程度)

  • 運営費用が安い(月額利用料+決済手数料=5%ほど) 
    *トランザクション料を取るカートシステムあり

デメリット  

  • 集客は自社で行わなくてはならない(一般的に販管費は売上の20%~30%)



ネットショップ(オンラインショッピング)利用者が求めるもの

ECサイトにおける消費者心理とは

モール利用の場合

  • 安いものが欲しい
  • モール店のポイントが付くようにしたい
  • 世の中にある一般的なものを早く欲しい

自社サイト利用の場合

  • 安心・信頼できるものを買いたい
  • 専門性の高い情報、商品が欲しい
  • どこにも置いていないような商品が欲しい



購入意思決定を左右するものは?

モールでは、同じ商品がいくつも表示されることがよくあります。そのような状況では、「同じ商品なら、安いところで、しかも早く届くところで」購入する消費者が大半です。そのため、店舗側も価格競争に陥りがちになるのです。

またモール店で専門性の高い商品を販売ししても、検索されにくいため、まず購入されることがないと考えた方が良いでしょう。また、一定の売り上げが確保できても利益が上がっていかないといったこともよくある話です。

自社サイトには自社サイトのやり方、モール店にはモール店のやり方があるため、それが自社の販売計画に適しているか、消費者から求められていることは何かを見極めなければなりません。



自社に適した選択を​​​​

モール型と自社サイト型にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。そのため、どちらが優れているとは一概に言うことができません。


自社サイト 

自社の商品をしっかりと売りたいプラットフォーム(利益重視・ブランディング重視・直販志向)

モール店  

自社の商品を大量に捌きたいプラットフォーム(数量重視・卸売り志向)



それぞれのECサイトの違いを理解した上で、自社にに合ったECサイトの運営方法を選択することが大切です。



【関連記事】

『今さら聞けないシリーズ』第1弾 日本のEC市場ってどうなの?

『今さら聞けないシリーズ』第2弾 ECモールって何?

『今さら聞けないシリーズ』第3弾 「ECモールのレギュレーション」ってなに?



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