便利な定期購入サービス|出荷の裏側(EC基礎知識)
2022年6月に特商法が改正され、消費者にとってより安心して定期購入を利用できるようになったのはご存じですか。定期購入というとどうしてもネガティブな印象を抱く消費者も少なくありません。しかし、日々使用する消耗品だったり、毎日欠かさず飲みたいサプリメントなどは、定期購入を利用した方が、在庫を切らす心配がない上、割安だったりポイントが溜まったりなどのメリットもあります。
目次[非表示]
- 1.利便性を求める方には「定期購入サービス」がお勧め
- 2.定期便が届くまで
- 3.定期の誤注文を防ぐ
- 4.まとめ
利便性を求める方には「定期購入サービス」がお勧め
定期購入で買い忘れなし!
ネットショッピングは、実店舗に出向かなくても買い物ができる、24時間いつでも利用できる、と利便性が注目されていますが、さらなる利便性を求める方には「定期購入サービス」の利用もおススメです。
事前にお届け周期を設定しておくことで、決まった時期に配送されるため買い忘れ防止になります。また自動で注文されるため、購入者は自分で注文する手間が省けたりととても便利なサービスです。
そんな便利な定期購入サービスですが、定期商品がお届けされる仕組みをご存じですか。今回は、定期便購入に向いているサプリメントの案件を例にお伝えします。
定期便が届くまで
受注生成のタイミング
一般的に単品購入の場合、お客様が注文した時点で受注が生成されます。しかし定期購入では、初回注文時にお客様が設定したお届けサイクルに合わせて配送スケジュールが組まれます。そのため2回目以降の注文からは配送時期が来たら自動で注文が作成されます。
受注生成のタイミングは店舗側の設定によって異なりますが、サプリメントの案件では目安の日までに届けられるよう、出荷作業や配送にかかる日数を逆算して、お届け予定日の数日前に受注生成されるよう設定をしています。
商品を途切れさせないために
出荷された商品はお届け目安の日までにお客様のもとへ配送されます。
とくにサプリメントは、毎日飲み続けられるように商品を途切れさせずに発送をしなければなりません。そのため年末年始などで店舗側が長期休暇に入る際は、必ず定期注文の前倒し出荷をおこなっています。
前倒し出荷とは、お届けサイクルが休業期間中の日程になっている定期を対象に、通常であれば数日前に受注生成されるところ、手動でそれ以上前の日程で受注生成させ、休業前に出荷が完了するように調整しています。お客様の目線に立ち、手持ちのサプリメントを不足させない工夫をしています。
定期の誤注文を防ぐ
その注文内容は合っていますか?
定期購入の特性として、初回注文時の内容を変更しない限り、毎月同じ個数でお届けとなります。そのため、誤った数量を登録した場合、自分の意図してなかった量のサプリメントが届き、想定していた以上の金額が毎月請求されることになってしまいます。
仮に販売しているサプリメントが「1袋=1ヶ月分」の内容量の場合、基本的には毎月のお届け数量は1個となります。そのため、定期購入にもかかかわらず数量が多い注文については、出荷前にお客様に確認します。数量に相違がないことの確認がとれてから出荷をすることで注文トラブルを防いでいます。
事例① 初回購入者ケース
- 単品購入のつもりが定期購入をしてしまっていた(希望:単品3個購入 →誤注文:定期3個購入)
- 定期のお届け回数のつもりで数量欄を入力してしまっていた(希望:毎月1個を5回お届け →誤注文:毎月5個のお届け)
事例② 定期継続者のケース
- 翌月から海外に行くため買いだめをしようと定期の途中で数量変更をしたが、その後数量を戻すのを忘れていた(希望:4月1個/5月5個/6月スキップ →誤注文:4月1個/5月5個/6月5個)
このようにお客様に連絡を取ってみると誤注文だったケースが少なくありません。注文トラブルを未然に防ぐため、日々、定期注文内容を出荷前に注意深く確認しています。
まとめ
リアル店舗と変わらぬサービス提供を
定期購入者はいわばお店の常連のお客様です。
質の高いサービスを提供することで顧客満足度をあげ、お客様の生活に寄り添ったサービスが提供できるよう、フルフィルメントセンターでは日々心掛けています。
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