動画で伝えるメリットとは?ビジネスにおける動画の活用
皆さんはオンラインで動画視聴をしたことはありますよね?昨今は、スマートフォンなどのモバイルデバイスの普及により、誰でもどこでも簡単に動画を視聴できる環境となりました。
「YouTube」、「Instagram」や「TikTok」などのSNS等は普段から閲覧している方も多いのではないでしょうか。
文字、静止画情報から動画情報へ
最近では、様々なスポーツの動画がSNSにアップされています。スポーツの動きや技など、複雑で説明が難しいものでも、 動画によって様々な角度から瞬時に学ぶことができます。
また、少し前まで料理は本やネット上のレシピなどを参考に作る人が多かったですが、最近はSNSにあげられている動画を見ながらキッチンに立つ人も増えているようです。Instagram などで、簡単!時短!節約!などをウリにした調理動画がアップされているのを頻繁に目にします。
料理の他にも様々な 「how to」動画も多く公開されています。メイクの仕方、植物の育て方、特定商品の使い方、など。最近では商品説明書を簡素化して、詳細は動画で確認を促すような商品もあります。動画での商品説明で、より簡単により正確に商品を使用しもらうことで、CX(顧客体験)の向上が図れるとも言われています。
EC事業の成功のカギ?
株式会社サムシングファンが卸売・小売・製造業のEC/DtoC担当者を対象として行った調査によると、ECでの動画活用で約9割が売上アップを実感していると回答したようです。ECサイト内で動画を採用し、「商品の性質や品質」「インフルエンサーを活用したプロモーション動画」などの情報を発信することで売上が向上されたとのアンケート結果が公表されています。D2Cの成功のカギが動画にあると言っても過言ではないです。
静止画やテキストによる商品紹介に比べ、動画は視聴者に商品の特徴が伝わりやすいのは明白です。動画は多角的かつ立体的に伝えることができます。そのため、実際に商品を手にしたときのイメージがしやすく、購入のハードルが下がるのではないでしょうか。
動画が持つ情報伝達能力の凄さ
動画における情報伝達能力には、科学的な裏付けもあるようです。 文字と比較した場合、画像は7倍、動画はなんと5,000倍もの情報を伝えることができると言われていて、「1分間の動画から伝わる情報量は、文字に換算すると180万語、一般的なWebページの約3,600ページ分にもなる」と言われているそう。
そのため、最近では人材育成の場面にも動画が活用されるようになってもきました。物流業界でも広く活用されています。倉庫の中には言葉だけでは伝えることが難しい作業や機械の操作があります。動画マニュアルを視聴することで即座に理解することができ、新人でも時間をかけずに即戦力となってもらうことが可能なのです。
(関連記事)【物流DXのススメ】動画マニュアルの活用、そのメリットとは
メラビアンの法則 | 非言語情報と言語情報
メラビアンの法則をご存知ですか?
1971年に心理学者であるアルバート・メラビアンが提唱した概念です。コミュニケーションにおいて印象が決定づけられる要素を、言語と非言語に分解し、それぞれの影響力を割合で示したものです。
メラビアンの法則によると、矛盾した情報の中では言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で、相手に影響を与えるそうです。
誤解される方も多いのですが、これは、視覚情報と聴覚情報が言語情報よりも優れているということではありません。
もう少し詳しく説明すると、「視覚情報」、「聴覚情報」、「言語情報」、この3つの要素から受け取った情報が一致していない場合、目で見たものが最も判断に影響を与えるということです。そのため、非言語と言語を一致させたコミュニケーションを取らないと誤解が生じる可能性が高いのです。
裏を返せば、非言語と言語が一致した情報を発信した場合、より正確に相手に情報を伝えることが可能なのです。視覚情報、聴覚情報、言語情報に矛盾がない動画は、人の記憶や印象に強い影響を与えるといえるでしょう。
このように、伝達できる情報量が多く、印象に残りやすい動画は、企業のプロモーション、商品紹介やマニュアル、採用活動や人材育成など、様々な企業活動の場面で活用できるのです。
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