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【SDGs】梱包資材の選択肢とは?物流業界が地球のためにできること

SDGs(エスディージーズ)とは「Sustainable Development Goals」の略称です。日本語では「持続可能な開発目標」と呼ぶ、国際社会共通の目標です。「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されています。企業において、SDGsへの貢献はマストとなり、様々な取り組みが開始されています。では、物流企業ができることは何でしょうか。


目次[非表示]

  1. 1.梱包資材改善でできること
  2. 2.見た目を求めることはSDGsに反するのか
  3. 3.物流資材の選択肢は拡大する




梱包資材改善でできること

SDGsターゲット12 「つくる責任 つかう責任」

SDGsの目標12では、“廃棄物の発生を、予防、削減、再生利用や再利用により大幅に減らす”ターゲット(12.5)があります。
・脱プラ
・リサイクル可能
などのキーワードが日常においてもよく目にするところです。

「梱包」「包装」に使用される物流資材は製品を衝撃から守り搬送する上で不可欠であり、その材質やサイズについて追及がおこなわれてます。

簡素化、サステナブルな仕組みを取り入れる「環境に配慮する企業」として顧客や地域社会から信頼を得ることがビジネスを持続可能にするからです。



SDGsターゲット 13 「気候変動に具体的な対策を」

地球温暖化の要因のひとつに二酸化炭素が指摘されています。石油から生成されるプラスチックが大量のゴミとなり、それを燃やすことで発生する量が問題視されています。

これまで、梱包において、プラスチック製の緩衝材が多く使われてきました。しかし、このSDGsの観点から、脱プラで環境に優しい緩衝材を開発する企業も出てきました。


SDGsターゲット 14 「海の豊かさを守ろう」

脱プラで環境に優しい緩衝材を使用することは、海洋・海洋資源を保全に貢献できます。

近年プラスチックの流出が問題視されていますが、2016年に開催された世界経済フォーラム(ダボス会議)では、今後対策を講じなかった場合、2050年までに海洋中に漂流するプラスチックの量は重量ベースで魚の量を上回ると試算されました。

そのため、利用を最低限に押さえ、適切な再利用・再生により漂流ゴミを削減するしくみの強化が重要とされています。

社会全体が、プラスチックの利用を控え、再生資源の利用を促進していく動きが必要であり、物流業界においては、梱包資材の見直しがそれにあたります。



見た目を求めることはSDGsに反するのか

ツヤツヤ キラキラは「悪」?

簡素化、サステナブルといった語句から連想すると以下のような物がイメージできると思います。

・代替素材 (例:紙製パッケージ)
・リサイクル素材(例:古紙リサイクル紙やFSC®認証紙、再生プラスチック)

”プラスチックの逆”を入口に考えると、なんだかザラザラした手触りや地味な色合いを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?

それではツヤツヤとした、鮮やかな色合いの資材は「悪」でしょうか?



食品トレーのリサイクル

例えばスーパーに並んでいるお惣菜のトレー。ツルツル、キラキラしています。

精肉や鮮魚では白色のトレーが多いのに比べると、お惣菜のトレーは最近では色付きが主流のようです。
言うまでもなく中身の食べ物のイメージアップさせるためであり、食べ物の器へのこだわりをもつ文化的背景を反映しています。


ところが使用済みトレーのリサイクルとなるとスーパーの回収ボックスに「色付きは入れないでください」と書いてあったり、自治体でも白色トレーに限定して回収しているところも珍しくはありません。色付きのトレーを選択しないことがSDGsの目標達成に沿っているのでしょうか。

実は、色付きのトレーも企業によってはリサイクルトレーの原料として積極的に回収しているのをご存知ですか。

”色付きのトレー”からリサイクルトレーを製造するビジネスを展開し、製品の市場シェアで四割弱を占めているトレーメーカーによると、”原料となる使用済みトレーは不足しており原料に占める割合は三割。新しい原料(工場内のロス分を利用)を七割投入して再生トレーを製造している”というのです。

そのため、近年では色付きトレーも回収可能とする場所も増え、リサイクルトレーの原料となるトレー回収を増やしていく動きがあります。

この食品トレーのリサイクルモデルは、環境を重視することは必ずしも見た目の選択肢を狭める事にはつながらないという好例とも言えるでしょう。

【参考】トレーは回る・・・環境も回る・・・そのトレーはここに到着(日本食糧新聞)



物流資材の選択肢は拡大する

脱プラスチック、脱過剰包装!!

近年では消費者側の意識も高まり、過剰包装やプラスチック利用を拒否されるケースも増えてきました。

環境に配慮したエコ資材を開発、販売される企業も増えています。

リサイクル段ボールや紙製の緩衝材は今では当たり前のように使われていますが、主原料がコーンスターチで焼却時に有毒ガスが出ない緩衝材、薄葉紙(うすようし)という軽い商品の隙間埋めに使用する薄手の紙製緩衝材もあります。

持続的に支持される企業であるためには、物流資材の選択一つにおいても多様な選択肢を提案できる情報に敏感であることが重要な条件であるといえます。


【関連】緩衝材(かんしょうざい)に関して【物流】

【関連】フードロス削減に繋がる消費期限管理の徹底

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