【三定管理とは?】物流倉庫の工夫について業界最高水準の出荷精度をだせる理由を解説
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三定(さんてい)とは
三定(読み方:さんてい)という言葉を聞いたことあるでしょうか?よく物流倉庫などで物の紛失をなくすため、探す時間を少なくするために三定が意識されています。
・定品…決まった物を置く
・定量…決まった量を置く
・定位…決まった場所に置く
をトランスコスモスの物流倉庫(ロジスティク北柏)では徹底しております。
この三定とは5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の中の整頓を運用・継続させるための1つの手法となっています。
三定のメリット
どの倉庫会社様も心掛けている三定のメリットとは何でしょうか?
ここでは大きく3つのメリットを紹介します。
①探す時間を減らせる
どこにものを置くのか決めているので、探す時間を減らすことができます。
②異物混入を防げる
出荷する品への異物混入が防げます。もしも物が定まった場所に戻っていない場合は異物混入を疑い、調べることもできます。
③必要以上の備品の購入を行わなくてもよい
三定を行うと、物の紛失という事態が防げます。そのため、必要以上に備品の購入を行う必要がありません。
トランスコスモスの物流倉庫(北柏)ではどのように行われているのか?
北柏の物流倉庫では三定を下記のように徹底・実施しております。三定というと細かいものの置く場所を気を付ける、と連想されるかたもいるかもしれません。物流倉庫では大きいものに関してもしっかり三定を行っております。
大きい備品の設置場所も定義する
↓脚立のような大きな備品でもしっかりと場所を明記しております
カッターなど小さいもに番号をつけ管理する
↓カッターのような細かいものはもちろん三定を意識して管理。カッター1個ずつにも番号をつけています。
【その他】トランスコスモス物流倉庫の創意工夫ポイント
北柏の物流倉庫では、一般的にどの倉庫でも意識される三定以外にも、ミスなく安全に運用を行うために独自の工夫をしております。今回はそのほんの一部を紹介していきます。
ロケーション番号の設置
↓この写真での工夫は棚にロケーションの番号(1段目、2段目、3段目)を振っている点です!この棚は、通常の棚を半分に割っているため2段目、3段目の高さがほかの高さと異なります。間違いやすいのですが、そのミスのしやすさをなくすために、番号を振っています。
参考:商品のロケーション管理には欠かせないWMSとは?
フォークリフトの安全運転の工夫
↓トランスコスモスの物流倉庫ではフォークリフトを利用しています。歩行者とフォークリフト間での衝突を避けるために、北柏倉庫内ではフォークリフトが一時停止を行う必要がある場所を決めています。その場所にはフォークリフト一時停止とわかりやすく床に貼っています。
カーブミラーの設置
↓物流庫内では衝突が起こりやすい場所にカーブミラーを設置しております。フォークリフトと人との衝突はもちろん、人同士の衝突が起こりづらくなっています。
倉庫内の防犯カメラの設置
↓物流倉庫内では、お客様の要望に応じて防犯カメラを設置しております。盗難や紛失の予防、また万が一盗難や紛失が起こった際に解析できる手段として使われています。盗難や紛失の他にも誤出荷があった場合にカメラの作業録画データを確認し、原因を追究、改善に活かしています。
ミスの多発場所での注意喚起のポスター設置
↓北柏の倉庫では過去に発生した事案や、ミスが起こりそうな場所で注意喚起を行っています。実際に目立ち、視認性が高い表示をしており、作業をする際にわかりやすい特徴があります。
トランスコスモスの物流倉庫は業界最高水準の出荷精度!
北柏倉庫では作業いただいているスタッフさん協力のもと、三定管理をはじめ、ミスなく安全に運用できる工夫を独自に行うことで、業界最高水準の出荷精度を誇っています。
出荷ミスは20万件に1件ほど(誤出荷率0.00056%)であり、一般的な平均誤出荷率0.0094%を大きく下回っています(日本ロジスティクス協会調べ)。そのため、安心して荷物を預けていただけます。
ぜひとも物流倉庫をお探しの際は、トランスコスモスが運営している物流サービス(フルフィルメントサービス、スピードロジ)をご検討ください。北柏倉庫から商品を出荷いたします。
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